Idea4U+

Idea4U+(アイデア・フォー・ユー・プラス)は、お客様の商品・サービスの「売れるためのお手伝い」を多角的に推進するための販促・マーケティング系コンテンツです。

Idea4U コンテンツ

プランニング NEW2021年5月12日

Webサイト制作の基礎知識① 最短で学ぶ!Webディレクションで知っておくべきポイントとは

Webディレクターとその役割とは

 Webサイトに限らず、印刷物や何かモノを作る際には「ディレクション」という管理が必要です。ディレクションとは、モノを作る人の調整~確保、出来上がりまでのスケジュール管理、出来上がりの品質管理、あと予算管理をすることです。それらを管理する人のことをディレクターといい、Webの分野ではWebディレクターと呼ばれています。
 Webにおける人員(リソース)とは、デザインを担当するデザイナーや、デザインされたものをHTMLやCSSと呼ばれる言語(コード)で作るコーダー、あとはHTMLやCSS以外のコードを使ってプログラム開発したりシステム連携などを施すシステムエンジニアなどがいます。どういったチームでWebサイトを完成させるか、その役割を決めて体制図を描くこともあります。
 次に、Web制作におけるスケジュール管理の目的として、主にすべきタスクが漏れなく進めるためであり、そのタスクの担当が誰なのかを明確にしておきます。項目イメージとして、①ヒアリング、②サイト設計(ツリー図作成、ワイヤーフレーム作成)、③デザイン制作、④システム開発、⑤コーディング、⑥データ投入(CMSやデータベース等がある場合)、⑦内容・動作確認、⑧サイト公開、などになります。特に③~⑥については、ページやカテゴリ(ディレクトリ)ごとに細分化して具体的に管理するほうが混乱なく進められる場合もあります。
 では、Web制作における品質管理とは、具体的にはどのようなものでしょうか。デザインや動作・機能が要望通りになっているかは当然として、ページ同士のリンクが切れていないか、画像がしかるべき場所に配置(表示)されているか、文字情報(テキスト)に表記間違いが無いかなどを確認することです。大事なことは、チェック項目を事前に明確にしておくことと、必ず複数人の目で実際にユーザー視点で使ってみることです。
 さいごにWeb制作における予算管理ですが、工数(時間)で管理されることが多いです。工数がかかればかかるほど、コストは増えていきます。Web制作において、事前に費用対効果を明らかにしておくことをお勧めします。Webにおける費用対効果は、例として訪問客数や資料のダウンロード数、動画閲覧数やお問い合わせの数など、特にKPIと呼ばれる中間成果を設定しておくことで測ることができます。費用対効果を考えておくことで、Webサイトを構築する目的が明確になり、その目標達成のための施策も実行しやすくなるでしょう。

知っておくべき用語について

 Webディレクションにおいて、聞き慣れない言葉がよく出てきます。ここでは、いくつか厳選してご紹介します。

①レギュレーション
Web制作におけるルールをまとめたものです。デザインであれば色の統一感であったり、全ページの幅、ヘッダー/フッターの仕様、見出しの種類や本文における文字のフォント大きさや色などになります。

②ワイヤーフレーム
ワイヤーは線、フレームは骨組みを指します。Webサイトの具体的なデザインを作る前に、大枠のレイアウト配置を決めるための設計図を指します。

③レスポンシブ
PC、タブレット、スマートフォンなどの異なる画面サイズに見やすく最適な表示にするため、柔軟に表示が調整される作りとなっているWebデザインのことです。

④ユーザビリティ
Webサイトの「使いやすさ」を指します。例えば、リンク(ボタン)がリンクとして識別しやすいデザインとか、サイト内を回遊しやすいナビゲーション(ヘッダーやサイド、フッターに配置される複数ページへのリンクのこと)配置などが挙げられます。

⑤UI・UX
UIはユーザーインターフェースの略で、直訳すると使う人の接触面、すなわち画面や接点のことをいいます。またUXはユーザーエクスペリエンスのことを指し、Webサイトに訪れる人が得られるユーザー体験や価値のことです。

⑥CV・CVR
CVはコンバージョンの略で、成果として設定したページに到達し完了した数をいいます。CVRはコンバージョンレートの略で、ページに到達した人の中で、どれくらいの人が完了したかの割合を指します。CVが低いとサイトの導線や回遊性を見直し、CVRが低いとサイトやサービスそのものの価値や運営を見直すことになります。

⑦KPI・KGI
KPIはKey Performance Indicatorの略で、目標を達成するための中間指標(数字)を指します。KGIはKey Goal Indicatorの略で、最終的な目標数字すなわちゴールを指します。

⑧フォーム
利用者が入力・選択し、その情報を送信できる機能をいいます。プログラムと組み合わせて作られており、その情報をメールで送信したり、DB(データベース)に登録すること等ができます。

⑨SSL
Webサイトの情報を暗号化して送受信する通信手段のこと。以前はフォーム等にのみ採用されていましたが、現在ではサイト全体に実装されることが多いです。

⑩DB
データベースのことを指し、データをプログラムによって登録したり取り出したりしやすい格納されたデータの集合体です。会員情報や検索情報などは、DBに格納されて機能しております。

⑪CMS
Content Management Systemの略です。このシステムを使えば、HTMLなどを知らなくてもWebサイトの内容を変更したりすることができます。代表的なCMSとして、WordPressやMovableTypeなどがあります。

⑫URLとドメイン
URLは、いわゆるインターネット上の住所(名称)です。URLには必ずその場所を特定するIPアドレス(0.0.0.0~255.255.255.255の数字の羅列)とセットになって機能します。また、URLの中にドメインは含まれていて、https://fujiplus.jp がURLだと、fujiplus.jp がドメインとなります。

⑬SEO
検索エンジン最適化と言われており、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、特定のWebサイトが上位に表示されるように、コードやテキストを調整する対策をいいます。

Webサイトの種類と強化すべきポイント

 Webサイトには、いくつか種類があります。企業の情報を開示し"顔"となる①コーポレートサイト、自社の魅力や求める人物像、条件面などを掲載し求人のために使う②リクルートサイト、商品を実際に購入してもらい決済まで可能な③ECサイト、お役立ち情報などをまとめて情報提供する④ポータルサイト、サイトに誘導し何らかのコンバージョン(CV)をしてもらうための⑤ランディングページ(LP)、商品やサービスの特徴やメリットなどを記載し具体的に知ってもらうための⑥プロモーションサイト、などがあります。
 これらのWebサイトは、目的や種類によって、どのような機能を持たすべきか異なります。①や②は企業活動のためのWebサイトであり、広さよりも深さが重視され、オウンドメディアなどを使いじっくり検索エンジン等に浸透していく強さが必要です。一方、③や④は具体的なニーズのある人が集まるWebサイトなので、①②とは逆に深さよりも広さを重視し、商品・サービスあるいは情報の多さが鍵となります。また、⑤や⑥は商品やサービスを周知させるためのWebサイトなので、広告やSNS、プレスリリースなどを使い、情報拡散のための瞬発力が求められます。


 さいごに、Webサイトのトレンドは、これからもどんどん変わっていくことでしょう。その変化にWebディレクションをするうえで対応するためには、日々の情報収集とビジネス視点が大切です。ただ、全てのトレンドを取り込むこともなく、必要なものをいかに取捨選択できるか、最終的にはユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供できるかにかかっていることは言うまでもないでしょう。

(株式会社フジプラス)

まとめ

■Webディレクターの役割は、主に人員確保・スケジュール管理・品質管理・予算管理である。
■Webディレクションにおいて、ある程度の用語を知っておかなければ対応できないことがある。
■Webサイトの種類によって目指すべき方向性を明確にし、単にサイト制作だけでなく必要な施策を実行していく必要がある。

あなたにオススメのコンテンツ