Idea4U ブログ

ビジネスに役⽴つマーケティングに関する話題などをお届けします。

2021年3月30日

ビジネスパーソンにも「表現力」磨きが不可欠な理由とは?

最近では、ビジネスパーソン向けの話し方や表情づくりをアドバイスするセミナーの案内を見かける機会も多くなりました。メルマガでもちょくちょく見かけるテーマです。今や営業職だけでなく、内勤の方でも、例えば社内でのやり取り等でオンライン会議や社内セミナー講師や司会など、役割も多様化している時代。それに比例するように、苦手意識を克服できないで悩むビジネスパーソンも増えているようです。

試しに「オンライン会議」「苦手」で検索すると、700万件近く(日々変わりますが目安です)ヒットするほど。先のようなセミナー(ウェビナーを含む)が増えた背景には、オンラインでの会議や商談、打合せ等の普及が大きく影響しているのは間違いありません。とにかく参加し、こなすことに懸命になっていた初期段階を過ぎると、次第にしっくりこない感覚に陥った、という方も多いはずです。

その「うまくいかない感じ」を、オンライン会議を例にイメージしてみましょう。まずは、参加を促す招待がメールで届くケースが一般的。ホストを務める方は、参加メンバーに議題を明確に伝えることが求められますね。ここでまず、メールの文面で伝える表現力、わかりやすいレジュメづくりという課題が出てきます(①テキストの表現力)。そこで正しく伝えないことには、参加メンバーが会議でうまく発言できません。さらに、それを受け取った参加メンバーは、リアルで会わない分を補うためにも、返信が重要です。コメントの中身もそうですが、タイミングだったり、正しく理解して返答する力が大切です(②コミュニケーション上の表現力)。そして何より、オンライン会議での振る舞いが最も肝心なところでしょう(③共感の表現力)。

①テキストの表現力
 皆さんも一度はこんな経験はありませんか?メールで何か伝えた際に、自分の意図した方向とは違う意味にとらえられて、思わぬ反撃メールが届く、あるいは変なフォローメールが届く等。これは、話すように書いてしまう場合に起きるすれ違いの典型パターンです。テキストベースのやり取りには、長いセンテンスは不向き。なるべく主語述語が明快な短文が理想です。レジュメにしても、説明を加えるためにプラスした過剰な修飾語句が、マイナス効果になることも多々ありです。ビジネスに関わる文書は、短時間で理解しやすいよう、なるべくシンプルにするのがベストですね。

②コミュニケーション上の表現力
 お客様とのやり取りはもちろん、社内のやり取りの中でも、やはりコミュニケーションの問題は、大きな比重を占めますよね。たとえ前向きで良い話であっても、声をかけるタイミング、相談するタイミングを考えないようではダメです。相手の事情を気遣って動くのもコミュニケーションの重要な要素であって、行動を含めて表現力が問われるということです。つい気持ちが先走ってしまいそうな時でも、ちょっと一呼吸おいて、「今このタイミングで良いかな?」「自分の都合だけで動いてないかな?」と確認する余裕ぐらいは持っておきたいですね。そこさえクリアできれば、話もスムーズにいく下地が出来上がっている状態とも言えます。

③共感の表現力
 国際的な会議もオンラインで行われる機会が増え、そういった場でどうしても欧米の方々に比べて日本人は無表情に見えてしまうという話も耳にします。日本語の発音は、例えば英語と比較すると口を動かす範囲も限定的ですから、特に会議という場においてそれほど表情を意識することがない、というのが本音かもしれません(もちろん個人差もあり、日頃から表情豊かに話す方もいらっしゃいますが)。例えば自分がオンライン会議で発言して、他の参加者から何のリアクションもないままで続けるのはつらいもの。ですから、画面上でもしっかり分かるように大きめに頷いて「聞いてますよ」のメッセージを伝えるだけでも、共感により良い空気が生まれます。

いろんなスタイルでのコミュニケーションが増え、ますますビジネスパーソンに「表現力」が求められるようになりました。決して、プロのライターのような文章を書けるように、だとか、プロのアナウンサーのような表情で話せるように、ということではありません。オンラインでのコミュニケーションが増える中、あくまでも「スマートに」「合理的に」、しかしながら「気遣いを忘れない」やり取りが、仕事を円滑に進めるために大切です、というお話でした。

2021年3月 1日

知ってて当たり前?おさえておきたいCSR、SDGs、ESGの基本

以前にも増して、仕事関連のメールマガジンをはじめ、各種ウェビナーのタイトルの中にもさまざまな略語が飛び交っています。使い慣れている馴染みのあるもの、聞いたことはあっても意味は曖昧なもの、全く知らないもの等、接点や理解度合いも様々だと思います。そこで、ビジネスにおいて経営戦略から、営業、マーケティング、広報等、あらゆる分野で頻出する略語の中から、CSR、SDGs、ESGを取り上げます。これらは、引用されるシーンも似通っていることもあり、何がどう違っていて、どの程度理解しておけば良いのか、という声もちらほら聞こえてきます。

認知度もこのCSR、SDGs、ESGの順番という印象ですが、試しにネット検索してみると、ヒット数の多い順番も同様でした。CSRはダントツで多く、ほぼ互角なSDGsとESGの2倍以上(日々変化するので、あくまでも目安ですが)。中には、「CSRは企業の社会貢献アピール?」「SDGsは環境だけの話だと思っていた!」「ESGって部署名?」と誤解も含め反応も様々。確かに直接の接点がない場合は止むを得ませんが、今後はビジネスの常識になり得るキーワードばかりです。打ち合わせや商談の現場で、さすがに「知りません」とはいきませんので、ひと通りおさらいしておきましょう。

  • CSR Corporate Social Responsibility
     →CSRは、「企業の社会的責任」と訳されるのが一般的ですが、「企業が社会に対して責任を果たすための活動を、経営に組み込むこと」と理解しておくと良いでしょう。利益の一部を社会に還元し、ガイドラインに沿ってガバナンスに関する情報を開示します。CSRについては、最初にCorporateという言葉があることでもわかるように、企業側の視点からの表現とも言えますね。
  • SDGs Sustainable Development Goals
     →SDGsは、「持続可能な開発目標」のこと。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。(※外務省HPより参照:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
    このように、日本政府を筆頭に、官民財が協力して取り組んでいるのが特徴です。
  • ESG  Environment/Social/Governance
     →ESGは、3つのカテゴリーの頭文字を並べたもの。ESG投資という形で使用されることが多く、環境や社会、ガバナンスに対し積極的に取り組む企業に投資することを意味します。それぞれの要素としては、例えば下記のようになります。
    Environment(環境) 「二酸化炭素削減」「動物保護活動」「再生可能エネルギー導入」
    Social(社会) 「労働環境改善」「女性活躍推進」「地域貢献活動」
    Governance(企業統治) 「透明性のある経営」「情報開示」「社外取締役の独立性」
    こうしたESGの項目に対応した経営を行うことにより、投資先として選択されてキャッシュフローが拡大すること、さらに信頼が増すことでブランディングにも効果的です。

世界全体の共通目標としてSDGsが存在し、企業側の目線でCSRがあり、投資家目線でESGがあるということです。ただし、特にSDGsはカテゴリーも幅広いので、何らか具体的な接点を通じ、理解を深めるのが近道になるでしょう。

ネット環境さえあれば「いつでもどこでもウェビナー等、オンラインで受講できる」時代。その気になれば海外のウェビナーも受講できますし、情報や価値観の共有も、いっそう世界同時進行型となっていくはずです。例えば、「先発隊」的に取り組んだ企業には、経験による知見が集積しますよね。これをビジネスの切り札にするのは、これまでもこれからも一般的でしょう。ただ、今や、知見を惜しげもなく無料公開するケースも見受けられます。ソーシャルグッドと呼ばれる、社会に対して良いインパクトを与える活動や製品、サービスに関わる企業には、そうしたマインドが文化として根付いているわけですね。企業として社会に対してどんな影響力をもてるのか、何を発信できるのか、という視点で考えることが、まわりまわってビジネス自体への還流を促します。「企業は広く社会と共に成長すべき」という解釈が当たり前になってきたことを、これからの世界標準として受け止めておきたいものです。

2021年2月 1日

「炎上」しないための基本中の基本!ダイバーシティ発想の表現って?

ここ2~3年で、ダイバーシティ(diversity:多様性)という言葉を耳にする機会が増えてきました。言葉の定義や意味合いは理解できるものの、「ビジネスで、もはやダイバーシティは不可欠な視点です」と言われたところで、具体的なイメージが浮かばず戸惑う方もいらっしゃるかと思います。ダイバーシティが意味するのは、性別(ジェンダー)や年齢、職歴、人種、国籍、障がいの有無、働き方、ライフスタイルなど、あらゆる属性の方々が互いに認め合い共存している状態。マイノリティを含めた幅広い属性の方々がしっくりくる表現であることが大前提、ということです。特に企業や団体が何らか情報発信する際は、十分に配慮した表現が求められます。

広告や販促キャンペーンに関わる表現について考えてみましょう。大切なのは、「その表現方法、ダイバーシティの観点から見て大丈夫ですか?」という視点です。何しろ、多くの企業や団体が「炎上」を経験していますよね。キャッチコピー、画像や動画の見せ方、あるいはネーミングで、と、表現全般にわたっています。かつては、企業のアクションに対し、消費者からの直接的な反応は見えにくかったのですが、デジタル化やSNSの台頭で一気に「見える化」され、一気に拡散するようになりました。良い評価であればブランドのイメージアップに直結しますが、逆に悪い評価だと「炎上」一直線です!しかも幅広く拡散されてしまうと、簡単には収まらず、長期化すればするほどブランドイメージダウンで痛手も大きくなります。というわけで、リスクを把握しておくことが大切なのです。問題の種になる可能性の高い事項と、それぞれ何がどう問題なのか理解していただくために、ポイントを整理しておきましょう。

  • 性別によるステレオタイプ化イメージ
     →さすがにかつてほど極端な表現はないものの、特に女性への無意識バイアスが働いて、不適切な表現だという意識もなく取り入れられてしまうような例。最終的なコンテンツの決定プロセスに女性が不在で、男性目線で進んでしまった結果、という事例も。言葉の選び方、ビジュアル表現で、モラル的な問題にまで発展しダメージが大きくなる可能性ありです。

  • 世代だけで一括りにしてしまう単純化
     →年齢で単純に語るのは危険。例えば、シニアと呼ばれる世代にも、いろんな段階があり、同じ年齢でもライフスタイルにより価値観も様々で、消費傾向も違うのは当たり前。わかっているはずなのに、最後の最後でかつての一般論に頼ってしまうとすべてが台無しに。リアルなペルソナを見て表現しない限り、共感してもらえないどころか、むしろ反感を買ってしまう。

  • 外国人に対する勘違い・思い込み
     →悪意はなくとも、国籍や人種、宗教など様々な切り口で、先入観のように受け止められるようなビジュアル表現には要注意。グローバルな時代に、かつての単純化されたステレオタイプ的表現を参考にするようなことは避ける。国内向けの情報発信でも、海外からの旅行客が目にする機会もあり、日本人の国際感覚のリテラシーを疑われかねない。

  • 地方特性の勘違い・思い込み
     →例えば、センスを兼ね備えた自虐アピールならば一定の理解は得られる(クスっと笑えるコピー等で)。ただし、極端かつ演出過剰なトーンで県民性を設定して展開するようなケースでは、「ちょっとした遊び心」のつもりでも、「偏見に基づく悪口」として受け止められる危険性もあるので、あくまでも客観的な判断が不可欠。

最近では、自社の情報発信で、ウェブ関連を中心に一部内製化を進める企業・団体も増えています。これ自体は、合理的な側面もあったり、社員の育成的な意味で悪いことではないのですが、注意点もあります。炎上のリスクを避けるためにも、「思い込み」「先入観」「バイアス」が含まれる偏った表現になってないか、十分にチェックできる流れを作ることが大切です。単独での判断は、リスクも大きくなります。自分にとっての当たり前の感覚は本当に大丈夫なのか?と立ち止まり、あえて違う属性の方に、違う角度から眺めてもらう仕組みを用意しておきましょう。

ダイバーシティという視点を無視できない時代にあって、常に情報は更新しておく必要があります。また、新たな情報を入手する、調べて学ぶ、という姿勢は常に継続することです。かつて身に付けた自分にとっての常識が、時と共に非常識になっているかもしれないのです。少なくとも、自分の感覚だけで判断することの危険性は、十分に意識しておくことで、不本意な「炎上」は避けられるはずです。

2020年12月25日

動画マーケティングで気を付けたい「知的財産」の基本

動画を使用した販促については、こちらのブログでも紹介しているように、今やおなじみのコンテンツとなりました。だれでも手軽に動画コンテンツを作成できる、ということから、「とにかくやってみよう」と自己流で進めるケースも見受けられます。もちろん、いろんなチャレンジは良いことなのですが、時々とても「危険」な販促動画を見かけることがありますので、そのあたりのお話をしておこうと思います。

「危険」とはどういうことかと言うと、タイトルにあるように、知的財産に関わる問題につながる危うさのことです。インターネット上には、販促絡みの動画コンテンツだけでも、玉石混交状態なのですが、例えばSNS広告等であがってくるものの中には、勝手に使っているのでは?と思われる画像や映像が引用されていたり、もしかして無許可で撮影したのでは?と思われる場所で撮影されていたり、一般の方々の顔が識別できるレベルでぼかし等の修正もなしにそのまま写っていたり、テロップとして流れてくるコピー文についても、エビデンス的に大丈夫なのかとドキッとするものが少なからずあります。問題になる可能性の高い事項と、それぞれ何が問題なのか、整理しておきましょう。


  • テレビ番組映像の一部を使う
     →自社製品がテレビ番組中で紹介された時に映像を、販促用動画コンテンツの中で使用するのはアウトです。自社製品とは言え映像の著作権者はテレビ局ですので、正式な許可を得ていない限り使用できません。
  • 有名キャラクターのグッズを使う
     →背景に移り込む程度であれば、著作者の利益を害する可能性は低く、著作権侵害に問われないケースがほとんどです。しかし、例えばキャラクターが何かコメントしている体で情報発信するような場合はアウトです。
  • 社員の映像を本人の許諾なしに使う
     →事前に詳細を納得した上で自社社員が登場する動画もありますが、たまたまあった社員が映る既存の映像を、本人の許諾なしに使用するのは、厳密に言えば肖像権の侵害となります。
  • 動画のBGMに音楽を使う
     →企業活動に関わるコンテンツの場合は、たとえ販促目的でなくても一般に公開される限りは、楽曲の管理団体への許可申請が必要です。最近は特に厳しい基準が設定されていますので、ご注意を。

知的財産の中で、一番よく耳にするのが著作権に関する問題かもしれません。この著作権侵害で刑事告訴された場合は厳しい罰則が設けられています。ただし、判断が難しいグレーゾーンに属するものも少なくないのも事実。だからといって、侵害して良いと言う話ではなく、あくまでも法的に正しく対応することが求められます。刑事罰まではいかなくても、そのことが公になった時に、企業としての社会的信用に関わってくるので、影響力は同等と考えておいても良いくらいです。

だれでも簡単に、という手軽さは、ちょっとした油断につながりやすいですねスタート時に知っておくべきことを確認し共有しておくことも大切だと思います。一般化して広まり、身近になった動画マーケティングですが、正しい知識を持っておかないと、思わぬ落とし穴が待っているというお話でした。

2020年12月 1日

動画で販促!目的に合わせた動画活用って?

今やスマホは、幅広い年代に欠かせないモバイルツールであるのは言うまでもありません。SNS等でスマホとの接触時間は格段に多くなっています。それに伴い、スマホを前提とした販促が発展し続ける中で、動画の位置付けも変化している気がします。

こうした中、「動画を使った販促」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?「SNSを見ていたら出てくる記事っぽい広告動画のイメージ」だとか、もしかすると「人気YouTuberとかインスタグラマーを絡めるインフルエンサーマーケティングのイメージ」と想像する方もいらっしゃるかもしれません。そうなのです。いずれも間違いではないのですが、販促の世界だけに限っても、このように「動画」という表現は、意味する対象がどんどん拡大中なのです。そこで、効果的に動画を販促に活用するためにも、どのようなものがあるのか、代表的な内容について簡単にご紹介しておきましょう。


  • ブランディングを目的とするもの
     →ブランドイメージをアップさせるもの全般を指す。間接的に商品・サービスの購入につなげるためのコンテンツとしての役割を担う。
  • 商品・サービス紹介
     →使用方法や機能説明が主体で、展示会、店頭、ウェブ等、幅広く展開できる。DMやポスターなどの紙媒体からのLP(ランディングページ)に載せるコンテンツも含む。
  • ※大まかに言えば、この2種類に分類できますが、別角度からあえて別にわけると、下記のようなカテゴライズもできますので、ここではあえて区別してあげておきます。

  • 各種ツールとして
     →営業ツールとしてお客様への説明用に作成するもの、あるいは、社員教育用資料として作成するもの等、一定期間情報共有的に活用するコンテンツとして。

ブランディング目的のコンテンツにも、純粋な企業イメージ動画のような、映像と音楽と少々のテロップのみで構成されるようなタイプもあれば、会社の代表がビジョンを語るムービーや、取材形式で若手社員がリクルート用に抱負を語って訴えかけるもの等、この中でも幅はあります。ただし、企業としてのブランド力を上げていくことを目的とすることで共通しています。



ブランディングを目的とするイメージ動画のサンプル(弊社制作:架空の和菓子店をイメージしたもの)


商品・サービス紹介は、最もイメージしやすいかもしれませんが、何を語るのか、だれに伝えるのか、どこで発信するのか、によって効果的な手法も様々ですので、ふさわしい方法を選び取ることが必要です。冒頭にふれたインフルエンサーマーケティングは、ここから枝葉的に発展していった手法の中のごく一部と言えるでしょう。

各種ツールとしての動画は、例えば営業ツールであれば、「まずはこれさえあれば」の安心感から、初心者でもある程度単独で動ける等、営業業務が効率化できる点が魅力です。最近ではオンライン打合せの機会が増え、言葉で伝えるより効果的ということで短い会社紹介動画を、営業ツールとして活用している会社もありますね。

身近になっただけに「動画」と呼ばれているものも実に様々。さらに、コンテンツを作ればOKという単純な話ではなく、目的に合った内容をふさわしいトーンで作り上げ、適切に発信するまでが1セットとなって、一般的に「動画」と呼ばれるものが、いわゆる販促ツールとして機能するというお話でした。

<フジプラス:動画制作>
https://fujiplus.jp/services/creative/digital-movie.html

2020年10月30日

ビジュアル表現のあれこれ

10月21日(水)に開催したウェビナーでは、課題解決に効く「デザイン」とは?と題して、広い意味でのデザインについて具体的な事例を引用しながらお伝えしましたが、ここでは、その一部であるビジュアル表現について少々お話ししたいと思います。

時々「ビジュアルデザインの公式というものがあるんですか」と質問されることも時々あるのですが、「YESでもありNOでもある」というのが答えです。一般的に意識する項目はいくつかあり、その一部がこちらです。


  • アイキャッチ的なメイン画像の配置スペース
     →目の動きの順序等を考慮して
  • 書体の選び方・文字サイズの設定
     →伝える内容や対象とするペルソナに合わせて
  • 媒体特性に合わせたレイアウト・構成
     →カタログ、ポスター等の紙媒体、PC、スマホ、デジタルサイネージ等
  • トレンド感や季節感を反映した色使い
     →イメージ想起に直結する心理面を考慮
  • MUD[メディアユニバーサルデザイン]に基づく配色
     →配慮が必要な案件について対応

ただし、これをビジュアルデザインの公式と呼ぶかどうか、となると、あくまでも基本的な「目安」の一部としか言えないのが現実です。そこであれこれ考えてみたところ、料理に例えるとしっくりきました。
ちょっと意外ですが、想像してみてください。

「おいしいものが食べたい」というあなたの言葉に対して、「じゃあ、おすすめのお店があるので行きましょう」と言われたとします。実は、やさしい味付けの和食のお惣菜をゆっくり食べたい気分だったのですが、案内されたのが、ステーキやピザの食べ放題のお店だったらいかがでしょう?例え評判の有名店だとしても、そこは「違う!そうじゃない!」となりますよね。

つまり、どういうものを食べたい気分か(=希望のビジュアルデザイン)、おなかのすき具合はどれぐらいか(=詰め込むコンテンツの確認)、といった要望を確かめずに対応すると、的外れな結果につながってしまいます。
一般的な基準の公式には当てはまっていても、あなたの心には響かないわけです。

ビジュアルデザインは、一般論での「正解」は通用しないというより、「正解」は1つではなく、何通りもの「正解」があり得る世界だということです。絶対的公式はありませんが、個別の事情をきちんとヒアリングした上でゆるやかな原則に従って考えるといろんな「正解」にたどり着きます。
ビジュアルデザインのアイデアを練るための準備としても、最初のヒアリングが肝心!というお話でした。


<【デザインの現場から】まずは「5W1H」で情報整理!デザインは、その目的をクリアにし共有することからはじまる!>
https://fujiplus.jp/idea4u/2020/07/1503.html

2020年6月11日

Zoomウェビナー

新型コロナウィルスの影響で、リアルでの対面形式によるセミナー開催が困難になっております。そこで、弊社も昨日6月10日より定期的にオンラインセミナーを開催しはじめましたが、コロナ禍で何かと話題になったZoomの「ウェビナー機能」を使っております。

一般的なテレビ会議等はZoomの「ミーティング機能」で行ないますが、ウェビナー機能は少し仕様が異なります。

  • ウェビナーの予定(設定)は、ブラウザからログインして設定を行なう。
  • ホスト・パネリスト・視聴者に、役割(権限)が分けられている。
  • 視聴者(申込者)のプライバシーが守りやすい。(視聴のみ、氏名等が表示されることはない)
  • 視聴者の登録カスタマイズができる。
  • 開始前などに、自動でメールでのリマインダーが行なえる。
  • チャット機能以外に、投票、挙手、開催後のアンケートページ表示などができる。
  • Youtubeライブ等へのライブストリーム配信ができる。

しかし、運用面で一番注意すべきは、回線状況です。

インターネット接続ですので、回線状況が悪いと音声が途切れたり、最悪接続が切れるということも有り得ます。そうならない為にも、LANケーブル接続による有線でのインターネット接続PCと、モバイル回線接続によるインターネット接続PCの、メインとサブで弊社の初回セミナーは運用してみました。

しばらくは、このオンラインセミナー形式が定着しそうですね。ゆくゆくは共催セミナー等も企画したいと思います。

<Idea4U オンラインセミナー>
https://fujiplus.jp/news/post_20200610.html

2020年4月30日

ソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4月7日に「緊急事態宣言」が発令されました。最小限にするため、可能な限り人との物理的な距離を保ち、濃厚接触を避ける行動が求められております。

前提として、自分が感染者かもしれないという考えのもと、相手や周囲を守る気持ちが大事です。そのために、三密(密閉・密集・密接)にならないように外出しない・人と集まらないことが重要ですが、どうしても外出しないといけない場合は人との距離を1~2mくらいとし長く滞在しないようにします。

よくあるシチュエーションとして、

  • スーパーやコンビニでの買い物レジ
  • 公共施設、民間施設の受付窓口
  • 病院の待合室
  • 製造などテレワークができない職場
  • タバコの喫煙所

などがあるかもしれません。そんな場合にできることは、注意喚起のためのポスターを貼ったり、距離の間隔が分かるように停止位置にシールを貼ったりすると効果的です。

<新型コロナウイルスの特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を受けて>
https://fujiplus.jp/news/post_20200408.html

<ソーシャルディスタンスシールの販売を開始しました>
https://fujiplus.jp/news/post_20200511.html

2020年4月 3日

Canva(キャンバ)という印刷デザインツール

Canvaは無料でもブラウザ上で使えるデザインツールです。オーストラリアの企業が開発・運営されていますが、日本語でも利用できます。素材や写真貼付、テキスト挿入などを使いこなせば、IllustratorやPhotoshopのようなアプリケーションが無くても高品質なデザインデータを作成することができます。

どれだけ凄いかというと・・・

  • PC(ブラウザ)上だけでなく、スマホアプリでもできる。
  • 制作したデータは、PDFやJPEG等の形式でダウンロードできる。
  • 印刷に必要なトリムマークや塗り足しを含めることもできる。
  • デザインテンプレートがとにかく豊富である。
  • 写真画像にフィルターをかけたり、切り抜いたりすることもできる。
  • 背景やグリッドなどの便利機能も色々とある。

トリムマークと塗り足しをつけてPDFをダウンロードすれば、印刷物を手配できてしまいますね!FacebookやGoogleのアカウントがあれば、ログインも簡単にできます。オシャレな名刺や、格好良いポスターをお作りになるのであれば、とても重宝しそうです。

<Canva:グラフィックデザインを無料で簡単作成>
https://www.canva.com/ja_jp/

<DMステーション:デザインツール「Canva-キャンバ-」で作成したデザインをご入稿いただけます>
https://fujiplus.jp/dm/dataguide-canva.html

2020年3月17日

QRコードの話

今ではすっかりお馴染みのQRコードですが、そもそも「QR」は略語だったことをご存知でしょうか?

[QR = Quick Response]の頭文字をとったもので、デンソーウェーブが1994年に開発した二次元コードです。 特許権はデンソーウェーブが所持しますが、QRコードが普及するよう敢えて特許をオープンにして規格を開示しております。

このQRコード、いわば日本製になるのですが、どのような特徴があるのでしょうか?

  • QRコードはあらゆるデータを扱うことが可能(数字・英字・漢字・カナ・ひらがな・記号など)
  • 汚れや破損に強い「誤り訂正機能」を持っており、最大約30%が訂正可能
  • 360度どの方向からでも読み取りが可能(切り出しシンボル)
  • バーコードの10分の1程度の大きさになる

このような特徴がありつつ大量の情報が持てるというのが最大の強みです。

情報量によりバージョン1~40(21セル×21セル~177セル×177セル)まで設定されているのですが、漢字やかな等では1,817字、英数字なら4,296字、数字のみなら7,089字も格納できます。

なお、QRコードを印刷に使う場合、1辺のサイズが2cm以上を推奨しております。最近のスマートフォンでは、アプリをインストールしなくてもカメラにかざせば反応するようになりつつあります。印刷する場合は、出力カンプ等で事前に反応するかを確認されることをお勧めします。

<フジプラス:QRコード販促システム>
https://fujiplus.jp/services/digitalcontents/qlear.html