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2022年1月14日
デジタル印刷インキと「熱耐性」
弊社は、長年デジタル印刷機「HP Indigo」を活用しておりますが、よく、熱にはどうか?光にはどうか?環境対応はどうか?などお問い合わせをいただくことがあります。先日も、熱に対する耐性はどうかといった質問を受けました。
いわゆる「熱耐性」とは、過度の熱に対する耐性を持った材料の特性のことです。熱によって水分が奪われると、強度や柔軟性が低下し、自然崩壊しやすくなり、分解反応も加速してしまいます。
デジタル印刷機で対応できる「熱耐性」は、猛暑からくる屋外での耐性レベルと言えばイメージがつきやすいでしょうか。具体的にはこんな場面で「熱耐性」が求められると思います。
- 自動車に車載するようなマニュアル
- PC機器・暖房器具などに貼り付ける高温注意喚起シール
- 気温に影響を受けやすい場所に貼るような街頭ポスター・屋外ポスター
※一般・商業印刷物の範囲での例です。
上記については、オフセットインキほどは熱耐性はありません。しかし、乾式トナーといったゼログラフィーだと熱耐性は良くないですが、HP Indigoの液体トナーによるデジタル印刷は、試験結果により摂氏100度くらいまでは問題無いことがわかっております。
<デジタル印刷>
https://fujiplus.jp/services/production/digital-print.html