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2022年2月 2日
非接触を実現する「NFC」と印刷物
いまや"非接触"を求められる生活に、NFC(エヌエフシー)が改めて注目されております。NFCは近距離無線通信規格の1つで、よく似たものにFeliCa(フェリカ)が存在します。NFCも、FeliCaも、ソニーが開発に絡んでいますが、次のような違いがあるようです。
- NFCには「TypeA」や「TypeB」などの規格があり、その別タイプとしてFeliCa(TypeF)があり、そもそも規格が違う。
- 通信速度が、通常のNFC規格が424kbpsだったのに対し、FeliCaは847kbpsとほぼ2倍速い。
- NFCは世界で幅広く活用されつつあるが、FeliCaは日本や香港など限られたエリアや機能(SuicaやWAON等)として使われている。
NFCは、規格の総称であり、世界標準で言えば「TypeA」や「TypeB」となります。「TypeA」はタバコ購入時に使うtaspo等で、「TypeB」はマイナンバーカードや運転免許証などに使われています。
また、TypeAのICチップの種類として、NTAG213、NTAG215、NTAG216などに分かれます。ユーザーメモリ量が異なり、それにより書き込めるURLの長さも違ってきます。当然、ユーザーメモリ量が多いほど高価になります。
たとえば、NFC内蔵の名刺カード(用紙の間に埋め込まれています)、箱の中にNFCラベルシールを埋め込んだDM(ダイレクトメール)や紙什器、Webに手軽に誘導させるためのポスターなど、簡単にデジタルに結びつけられる可能性を持っています。
<Idea4U:スマホを「かざすだけ」で通信ができるNFC普及のカギとは?>
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