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マーケティング NEW2021年12月 1日

「withコロナだからこそ」なアイデア満載! 企業の最新マーケティング事例6選

新型コロナウイルス感染拡大も少し落ち着きを見せ、世の中がようやく活気を取り戻してきた今日この頃ですが、油断は禁物。マスク生活やある程度の外出自粛はまだまだ続きそうです。しかし、そんな状況下においても楽しい気分になれるユニークなサービスや、afterコロナにおいても役立ちそうなサービスが多数登場しています。そこで今回は、様々なジャンルの企業が取り組んでいるwithコロナのマーケティングアイデアをご紹介します。

バーチャルなお試しでコロナ感染防止

■オンラインでメイク
 新型コロナウイルスの感染防止のため様々な業種の小売店で販売方法を変更することになった。化粧品もその一つ。百貨店の化粧品売り場で行ってきた対面販売が、直接肌に触れるためできない。そこで注目を集めているのが、スマートフォンのバーチャルメイクアプリ。AR(拡張現実)とAI(人工知能)を活用して、スマホで撮った自分の顔写真に、さまざまなメイクを画面上で試すことができる。世界中で8億5千万回もダウンロードされている。
 アメリカの美容情報誌が、このアプリとのコラボ企画を行った。アプリ内に特別のセクションがあり、誌面で紹介した最新メイクやヘアカラーがトライでき、気に入ったものはそのままオンラインで注文もできる。コロナ禍でも最新のトレンドを気軽に試して購入できると好評になった。

■スマホで眼鏡をバーチャル試着
 カナダのアイウェアブランドでもバーチャル試着を始めた。店舗でディスプレイされた商品に付いたQRコードをスマホで読み取り、同社のサイトにアクセスして自分の顔をカメラで写すと、AR技術で眼鏡をかけた自分の顔を画面で見られる。オンラインショッピングでのバーチャル試着はあるが、店舗での実施は珍しい。
 商品に触れずに試着できるため新型コロナウイルスの感染予防策になる。さらに、店頭で実物を見られるので、色合いや形などの細部も確認できると好評だった。

コロナ対策でマーケティング!?

■バイクに乗って感染予防?
 新型コロナウイルスの感染予防策には、密を避けてソーシャルディスタンスを保ち、マスクをすることが挙げられる。世界的オートバイメーカーはタイでそのために役立つことを提案するキャンペーンを行った。それは、バイクのライダーになること。ライダーはフルフェイスのヘルメットで顔を覆うからマスクをしているのと同じだ。走行中、6フィート(約1.8メートル)以上車間距離をとるからソーシャルディスタンスを保てる。確かにライダーの日頃の行動は理にかなっていると納得した人も少なくなかったようだ。

■スマホを除菌するサービス
 新型コロナの感染防止策として手洗いも有効だが、多くの人はスマートフォンを洗うことはない。しかし、毎日持ち歩き、手で画面に触れるスマホは雑菌の温床とも言える。手をきれいに洗っても、画面を触って操作することでまた手に雑菌が付着することもある。そこにフィンランドのヘルスケアブランドが着目し、ヘルシンキのショッピングモールの一角にスマホの除菌を呼びかける看板を設置した。看板の中央にある引き出しを開けてスマホを入れると、高い除菌効果を持つ紫外線ライトが15 秒で消毒してくれる。見落としがちなことを気づかせるだけでなく、解決までしてくれるこの看板は多くの人の注目を集めている。

楽しくコロナ対策 マスクを使ったサービス

■ハンバーガーを注文できるマスク
 ベルギーのハンバーガーチェーンが新型コロナ対策としてオリジナルのマスクを作り、自社のFacebookやInstagramのアカウントから注文を受け付けた。このマスクを着用していると、外さずに無言で注文できる。その仕組みは簡単。マスクに「チリソースをいただけますか?」「ハンバーガーまだありますよね?」「セットのLサイズ、フライドポテトとダイエットコーラでお願いします」と注文したいメニューが文字でプリントされているだけ。これを着用すれば飛沫感染を防ぐことができて、楽しみながらコロナ対策ができる。

■ARフィルターでマスク着用促進
 アメリカのシカゴ市は、公共の場での若い世代のマスク着用を促すために、スマートフォンで若者に人気の画像共有アプリSnapchatで使用できる新しいARフィルターをリリースした。
 マスクを着用した顔をこのARフィルターで撮影すると画面上のマスクにいろいろな模様が合成される。デザインは、シカゴ市の旗を模した水色の四角と赤色の星、NBAシカゴ・ブルズのマスコット、 女子プロバスケットチーム・シカゴSKYのロゴ、サッカークラブのシカゴファイヤーFCのシンボルマークなど、シカゴと縁のあるものに切り替わる。マスクとARフィルターの組み合わせは販促にも利用できそうだ。

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