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「キャンプブーム」まだまだ継続中!ライト層も上級者も楽しめるサービス事例3選
2010年頃から徐々に盛り上がり、コロナ禍で一気に火が付いた「キャンプブーム」。SNSの普及により、非日常で"写真映え"するキャンプに憧れを持つ人が増えたことや、キャンプを題材にしたアニメの放送、ソーシャルディスタンスを気にせずにのびのびと満喫できることなど、様々な要因がブームをけん引しました。ブームもそろそろ下火なのでは?思う方も多いかもしれませんが、人口が増え、楽しみ方も多様化し、今やアウトドア文化の一つへとシフトしたと言えるでしょう。今回は、業界を盛り上げる注目のサービスをご紹介します。
ありそうでなかった キャンプ用品の「シェアリングサービス」
突然のブームで新たにキャンプを始める人が多いが、キャンプ用品は種類が多い上に高価で、なかなか手を出しづらいという声も多い。また、買い集めたは良いものの何度か使ってそれきりになったり、いざ使ってみると自分には合わなかったなどの理由で、自宅に眠らせてしまうというケースも少なくない。そこで沖縄県のとある企業がキャンプ用品の「シェアリングサービス」を始めた。
使われずに眠っているキャンプ用品を企業が預かり、レンタル品として貸し出しすることで、道具を持て余している人と気軽にキャンプを始めたい人とをマッチングさせることが狙いだ。レンタルアイテムは1,000点以上取り揃えており、料金も安価、さらに清掃せずにそのまま返却できることも魅力の一つ。

貸す側のオーナーも、捨てたり売ったりするには勿体ないが、保管するには場所を取るキャンプ用品を管理・メンテナンスしてもらいつつ、自分の道具がレンタルされると報酬まで貰えるとあって、サービスを利用するメリットが大きい。サービスはオンラインがメインだが、一部地域では店舗も展開しており、順調に数を増やしている。
そのままの自然に価値がある 山林のレンタルサービス
数年前からキャンプが人気になっているせいか、キャンプ場の予約が取りにくくて好きな時に行けない。シーズン中は混雑して周囲の喧騒が気になる人も少なくない。そのため山林を購入するキャンプ愛好家もいる。しかし、費用や維持・管理の手間を考えると誰もが気軽に山林を購入することはできない。
岐阜県東白川村の林業・製材業社はそこに目をつけて、2020年11月から自社所有の森林を貸し出すサービスを始めた。1区画は約300坪(約990㎡)で、簡易トイレはあるが水道、電気なし。区画内の直径15cm以下のヒノキやスギは伐採可能。料金は1年契約で66,000円(税込)。

いつでも予約なしで気軽にキャンプができる。テントを好きなところに張れて、焚き火も自由だ。所有ではない
から登記などの手続きは不要で、固定資産税も発生しない。
最初に17 区画を貸し出たところ東海地方を中心に遠くは東京から440人もの応募があった。その後、村から村有林活用の依頼があり、現在は計77区画を貸し出していて空きはない。1年の契約期間が終わると契約解除もできるが、9割の利用者が契約を更新するほどの大人気だ。
さらに、同社はノウハウを活かして、北海道、静岡、京都・福知山、福岡の山林所有者とフランチャイズ契約を締結し、同社のホームページで利用者を募集しているが、どこも契約済みが多い。
家族連れに大人気 キャンプのように楽しめる焼肉屋
東京でキャンプの雰囲気を楽しめる焼肉屋が話題になっている。店内はテーブルとソファ席で、各席に備え付けられたタブレット端末から注文すると、回転寿司のように席の端にあるレーンを通って運ばれてくる。これだけだと新しい形の焼肉店だが、目を引くのは店内の一部に置かれた、キャンプ用の折り畳み椅子。焼肉グリル付きのテーブルを囲んでいて、そこだけアウトドアのようだ。
メニューも、ロース、カルビ、ハラミ、牛タンなど焼肉の定番メニューの他に、1/2ポンドの牛肉ステーキ、特製タレにしっかり味を漬け込んだ豚肉の特製ベビーバックリブ(骨付き肉)があって、大きな塊肉を目の前で焼き、テーブルの上のまな板でカットして豪快に食べることができる。さらに、グリルでは串に刺した鮎を塩焼きしたり、チーズやベーコンを燻製にしたりと、店内にいながら"野趣"を満喫できる。

それに加えて人気なのが、テーブルで炊く飯盒ごはんだ。注文すると米と水が入った飯盒としゃもじ、やけど防止のための厚手の革手袋が出てくる。飯盒を、テーブルにある飯盒スポットに設置してボタンをON。自動的に熱せられて炊飯9分、蒸らし11分、計20分で粒の立った炊き立てのご飯が食べられる。飯盒では他に、ポップコーンを作ることができて、こちらも大人気だ。子どものみならず大人も楽しめるこの店、SNSで話題が広まって注目されている。
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