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マーケティング NEW2020年10月 7日

人気復活の追い風 ビールメーカーの販売戦略6選

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う飲食店の営業時間の短縮等に影響され、ビール系飲料は前年と比べ売上は減少傾向にあります。しかし、2020年10月から段階的に適用される「ビール類酒税一本化」による減税が決定していることから、発泡酒や第3のビールに追いやられていたビールの人気復活が期待されています。ある種のチャンスである今、打ち出したいのは、話題のサブスクリプションやSNS施策を取り入れた、時代に沿った戦略でしょう。今回は、ヒントとなる6つの事例をご紹介します。


Instagramを活用したビールメーカー施策

■ビール1杯が無料になる画像スロット
 デンマークのビール会社がバーでInstagramを使ったイベントを開催した。客はスマホで自分の写真をInstagramに専用ハッシュタグをつけてアップし、ビールを注文。すると、店内のモニター画面にその客の写真が表示される。このモニターは写真スロットになっていて、ビアサーバーのレバーがスタートレバーだ。ビールをジョッキに注ぐためにレバーを倒すとスロットスタート。当った客にはビールが1杯無料でサービスされる。

■黒ビールを飲むときだけ出現
 アメリカの黒ビールの醸造会社が特製グラスをバーに配った。表面に白く細い四角形が多数描かれ、黒ビールを注ぐと、QRコードが出来上がる。スマートフォンで読み取ると特設サイトに繋がり、SNSに投稿できる。バーで飲んでいることをTwitterに書いたり、Instagramでグラスの写真を投稿したりすると、クーポンをダウンロードできる。QRコードは白色と黒色の構成で、それ以外の色では読み取りにくいため、ピルスナービールや空のグラスでは利用できない。

売上減少傾向のビールの販売戦略

■ビールのサブスクリプション
 今年6月、日本のビールメーカーの子会社でクラフトビールを製造する会社が、東京・銀座に直営店をオープンさせた。この店で始めたビールのサブスクリプション・サービスが話題となっている。
 月額2,496円(税込)で平日のみ1日1杯のクラフトビールが飲める。対象は、店舗で提供されている17種類のクラフトビールで、銘柄は日によって変わる。実施期間は2020年秋まで。通常価格は1杯500円だから月5回来店すれば元が取れる。そのため、来店頻度が増え、さらにビールのおかわりを注文すると考えられるので、売上増に繋がると期待されている。

■自撮り用反転ラベルのビール
 インスタグラムに自撮り画像をアップすると左右が反転していることが気にかかる。それはユーザーだけでなく、写っている商品のメーカーも同じこと。せっかくインスタに写って大勢の人が見るのに、宣伝の機会が台無しになってしまう。
 そこで、ペルーのビール会社がインスタの自撮り用にロゴを左右反転させたラベルのビールを販売。それを専用ハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿するように呼びかけた。すると、"逆転の発想"がウケて、発売当日に1万件以上が投稿され、ハッシュタグはトレンド入り。インプレッションは700万にも上った。

ビールの新しいマーケティング

■ビール付き有料テレビ
 ベルギーのビールメーカーが「ビール付きのサッカーチャンネル」を売り出した。ベルギーでは多くの人々がペイ・パー・ビュー(番組単位の課金)のテレビでサッカーの試合を見ている。有料放送でCMが入らないため、試合開始前に冷蔵庫にビールがなかったり、白熱するプレーの最中にビールがなくなったりしても、近くの店に買いに行く時間がない。  そこで同社は、視聴料金とビールを併せたパッケージを発売した。課金が完了すると、ビールが自宅に配達される。これで家から出ることなく、試合を楽しめる。ビールの缶にはチームのエンブレムがプリントされていて、応援にも力が入りそうだ。発表後2ヶ月で有料チャンネルの加入者は27万4000人増加した。

■30分スマホを不使用で1本無料
 アメリカのビールメーカーが、SNSから離れてビールを飲みながら友人と楽しく過ごす時間を増やそうとキャンペーンを行った。同社は、オフラインをイメージした、マットブラックなデザインの限定缶ビールを作り、国内27州の500軒以上のバーにビールを置いた。この特製ビールを入手するためには、オフラインになることが必要だ。バーカウンターにあるQRコードをスキャンし、30分間スマホを手放す。すると、無料でこのビール缶をゲットできる。

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