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マーケティング NEW2020年9月23日

印象深く記憶に残る 奇想天外なキャンペーン施策例

例えば「売上を上げるため」「多くモノを売るため」のようにキャンペーンには殆どの場合ビジネスとしての目的があります。ただ、企業側のアイデアが無いと、単に安売り企画や不特定多数向け企画として見なされ、企業と消費者の双方にとって良好な結末にならない場合があります。そこには、ハッと驚かせるアイデア、まさかと思わせるようなスキーム、運試し的な面白さ、ワクワク感があるほうが、ブランド認知も向上し消費者の記憶に残るキャンペーンになるでしょう。そんな実例のご紹介です。


何が出るかわからない運任せの人気キャンペーン

■メニューはガチャが決める
 昨年8月、兵庫県・丹波篠山の高速道路サービスエリアの食堂で、ガチャを回して出た食券でメニューが決まるという試みが行われた。題して「ガチャめし」。1回500 円で、メニューはカツカレー(750円)、チャーシュー麺(800円)など16種類。但馬牛丼(1,200円)、但馬牛うどん・そばセット(2, 100円)などの高級料理もある。一番安いメニューでも600円相当だから、利用客は損をしない。注文を考える時間をなくして券売機の渋滞解消のために考えられたこの企画。8 月5 日〜31日の実施期間で1日最高2,000人が利用し、計約2万食を達成した。

■タイトル不明のレンタルDVD
 レンタルDVD 店で、ジャケットのビジュアルやあらすじ、出演者などに気を惹かれてレンタルしてしまう「ジャケ借り」。それとは真逆のキャンペーン「NOT ジャケ借り」が大手ビデオレンタルのチェーンで行われた。棚に並ぶDVD のパッケージには短いレビューが大きく書かれているだけ。客はそれを手がかりに選ぶ。作品名、あらすじ、監督、出演者などは全くわからない。Twitterでは、「これは借りたくなる」「気になる」といった好意的な意見が多数寄せられた。作品は旧作映画から約60本をセレクト。レジで作品名を教えてくれるため、前に見た作品をまた借りるということは避けられる。

広告づくりから広告にするキャンペーン

■CMナレーターをオーディション
 愛媛県松山市にある塩業会社は、主力商品の塩のテレビCMを1987年から放送している。そのCMの最後に商品名をコールするナレーションが入るが、今年5月、Web広告用の2代目ナレーターをツイッターで募集した。応募者はアカウントをフォローしてから、商品名を読んだ音声データを、オーディション用ハッシュタグをつけて投稿する。応募規定がないため、歌ったものや、アニメつきのものなど、嗜好を凝らした「作品」が2,500件以上も寄せられ、フォロワーは約1カ月で4倍以上に急増。同社は予想外の好反応に驚いた。

■コピーをツイッターで募集
 日本の乳製品メーカーが今春に発売した氷菓は、アイスクリームともかき氷とも違う食感。同社はツイッターでこの新食感を表現できないから、「キャッチコピーを助けて」と広く募集した。応募者は、アカウントをフォローし、サイトでキャッチコピーを入力してAIで採点。偏差値が表示されたら、応募画面へ進む。そして、ツイッターにシェアすれば応募完了。最優秀作品は広告に採用される。サイトでは高得点10選が毎日発表されるから目が離せない。
 合計で8,494件の応募があった。応募者はコピーを考えるためにこの氷菓を買ったことだろう。広告する前から売上につなげることができた。

屋外広告とWEBを連動させたキャンペーン企画

■落書きの前で買えるスニーカー
 ブラジル・サンパウロでは、建物の壁にスプレー塗料で描かれた落書きが住民たちの悩みの種だった。塗りつぶしてもまた上から描かれる。そんな状況を逆に利用する方策を、世界的スニーカーメーカーが行った。まず落書きの中に同社の特別モデルのスニーカーの絵を書き足す。販売はネットの特別サイトのみで、落書きの書かれた場所の前に行き、スマートフォンの位置情報で確認されないとアクセスできない。同サイトへのアクセス数は22%増加。ソーシャルメディア上では8億件ものリーチを獲得した。

■巨大アートの制作過程も公開
 日本の文具メーカーが、テープを切った時にノリが刃につきにくいハサミの発売キャンペーンで、新宿駅構内の壁に美大生が巨大アート作品を制作した。ゴールデンウィークの1週間で、そのハサミで切ったガムテープを貼って、壁画を完成させる。その様子は特設サイトやYoutube、Twitterで随時レポートされた。すると開始と同時にTwitterでは200件を超える応援ツイートが寄せられ、多くの通行人が激励した。完成後は、そこに展示するだけでなく、使用したガムテープの長さを答えるクイズを実施(景品はフランス旅行)。制作から公開までWEBを使って多くの人の注目を集めることができた。

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