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マーケティング NEW2026年10月19日

展示会の来場案内は「誰に・何を送るか」で差がつく 出展案内DMの準備とポイント

秋は、各地で展示会が続く時期です。すでに出展を終えた方の手元には、名刺やアンケートが残っている頃ではないでしょうか。そして、その先に見えてくるのが、春(2~3月)に開催される展示会です。

展示会の来場案内は、会期の1ヶ月前に届けられれば良い方、というのが実務の感覚ではないでしょうか。出展が決まると、まずはどんなテーマで出展するか、ブースで何を見せるかの検討に追われます。来場案内は後回しになり、気づけば会期が目前に。慌てて開催日時と会場だけを書いた案内を、思いつく取引先に送るというパターンになっている方もいらっしゃるかもしれません。だからこそ、出展が決まる前からできる準備を、少しでも早く進めておくことが大切です。

この記事で分かること

  • 来場案内を送るべき相手と、それぞれに案内する意味
  • 主催者の招待券や宣伝用はがきがある場合・ない場合の打ち手の違い
  • 来場につながる案内DMに入れたい要素と、圧着DMが向いている理由

こんなお悩みはありませんか?

・出展案内を送っているのに、来場につながっている手応えがない
・案内の準備がいつも会期の直前になり、慌ただしく発送している
・誰が来てくれるのか、当日になるまで見当がつかない

その原因は、来場案内が「開催のお知らせ」で止まり、自社のブースに来る理由まで伝わっていないことにあるかもしれません。

来場案内は誰に送るか 送り先ごとの意味

来場案内は、いつもの取引先だけに送るものではありません。送り先によって、案内する意味が変わります。

送り先 案内する意味
既存顧客 普段の窓口担当だけでなく、上司や他部署の方とも顔を合わせるきっかけになる。現在は取引のない商品を、実物で知ってもらえる。
休眠顧客 しばらく連絡が途絶えている相手に、自然に声をかける口実になる。
過去の展示会で名刺交換した人 前回は検討の時期ではなかった相手に、もう一度接点を持てる。
新規の見込み客 主催者の集客だけに頼らず、自社から来場を働きかけられる。

特に見落とされがちなのが、休眠顧客と、過去の展示会で名刺交換した人です。展示会の案内は、売り込みの色が薄いため、久しぶりの連絡でも受け取ってもらいやすいと考えられます。過去の展示会で集めた名刺を、来場者の温度感ごとに仕分けている場合は、「今はまだ検討段階ではない」と判断した相手こそ、次の展示会の案内を送る候補になります。会期後のフォローの考え方は、こちらの記事でも紹介しています。

【フォローは「速さ」と「深さ」で分ける 展示会リードの優先順位づけ、実践のコツ】はこちら

なお、送り先ごとに案内の一部を変えることもできます。たとえば、既存顧客には新製品の見どころを、名刺交換した人には前回の展示会での話題を添える、といった形です。宛名に合わせて内容を差し替える「バリアブル印刷」を使えば、一通ずつ手作業で作らなくても、送り先に合った案内を届けられます。

開催のお知らせだけでは、案内が埋もれやすい理由

展示会によっては、主催者が出展社向けに案内用のツールを用意していることもあります。大規模な展示会ではVIP向けの招待券、中~小規模な展示会では宣伝用のはがき、といった具合です。もちろん、何も用意されていない展示会もあります。

主催者のツールは手軽に使える便利なものですが、同じ展示会に出展する会社は、同じものを使います。また、自社で案内を作る場合も、開催日時と会場だけを知らせる内容だと、他の出展社の案内と見分けがつきにくくなります。

受け取る側から見ると、「展示会がある」ことは伝わっても、「なぜ、あなたの会社のブースに行くべきなのか」までは伝わりません。来場につなげるためには、自社のブースに足を運ぶ理由を、何らかの形で相手に届けることが効果的です。その届け方は、主催者のツールがあるかどうかで変わります。

主催者の案内ツールがあるかどうかで、打ち手を変える

① 主催者の招待券や宣伝用はがきがある場合:メールで「来る理由」を補う

主催者のツールは、そのまま活用しましょう。開催日時や会場といった「開催のお知らせ」の役割は、ツールに任せられます。はがきに余白があれば、ブース番号や担当者名を書き添えておくと、自社からの案内であることが伝わりやすくなります。
そのうえで、ツールを送った相手には、発送と前後してメールを送り、ツールだけでは伝わらない「自社のブースに来る理由」を補います。ブースで見られるもの、相談できること、当日対応する担当者の名前などです。メールなら作る手間も少なく、ツールの発送が会期の直前になってしまった場合でも対応できます。
なお、特に来てほしい取引先がいる場合は、主催者のツールに加えて、次の②で紹介する自社オリジナルの案内を送る方法もあります。

② 主催者のツールがない場合:自社オリジナルの案内を作る

主催者のツールがない場合は、DM等の案内を自社で用意することになります。一から作る手間はかかりますが、内容を自由に設計できるのが利点です。開催日時と会場を知らせるだけでなく、「自社のブースに来る理由」を中心に組み立てることで、他の出展社の案内と差をつけられます。
ここから先は、自社オリジナルの案内DMを作るときのポイントを紹介します。①の場合でも、メールに書く内容を考えるときや、重要な相手に案内を送るときの参考にしてください。

来場につながる案内DMに入れたい要素

自社オリジナルの案内DMを作るときは、次の要素が入っているかを確認してください。

来場案内DMのチェックリスト

  • 来場のメリット(ブースで何が見られるか、何を相談できるか)
  • 開催日時と会場名
  • ブース番号と会場マップ(ブースの位置)
  • 見どころやデモンストレーションの時間
  • 事前予約や来場特典の案内(ある場合)
  • 当日対応する担当者の名前
  • 事前登録の方法や招待コード(主催者が用意している場合)
  • 問い合わせ先

特に大切なのは、最初の「来場のメリット」です。開催日時や会場は、どの出展社の案内にも書かれています。自社のブースに来る理由は、自社の案内でしか伝えられません。
来場のメリットは、ゼロから考える必要はありません。出展のテーマやコンセプトを検討する過程で、「ブースで何を伝えたいか」「誰に来てほしいか」は自然と話し合われるはずですので、その内容を受け取る相手の目線で言い換えれば、案内に書く来場のメリットになります。

圧着DMが来場案内に向いている理由

来場案内の形にはいくつかの選択肢があります。伝えたい情報が多い来場案内では、圧着DM(圧着ハガキ)が向いています。

通常のハガキ 圧着ハガキ 封書
載せられる情報量 少ない 通常のハガキより多い 多い
開封されやすさ 開封の手間なく目に入る めくりたくなる仕掛けがある 開封されずに終わることもある
個人情報の保護 文面がそのまま見える 内側が隠れるため守りやすい 守りやすい
主催者のツールなどの同封 できない できない できる

圧着ハガキは、ハガキの手軽さを保ちながら、来場のメリット、ブースの位置、見どころといった情報をまとめて載せられます。内側を開く動作があるため、「何が書いてあるのだろう」と手に取ってもらいやすいのも特長です。

フジプラスがサポートできること

フジプラスでは、来場案内DMのデザインから、印刷、宛名印字、発送までを一括でお引き受けしています。送り先のリストをご用意いただければ、案内が手元に届くまでの手間をまとめてお任せいただけます。送り先ごとに内容を変えるバリアブル印刷にも対応しています。
また、来場案内だけでなく、展示会の企画から当日の運営、会期後のフォローまで、展示会全体をサポートしています。詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

【商談につなげる展示会出展 企画~フォローまでの一括サポートとは】はこちら

よくある質問

Q. 案内DMのデザインから相談できますか?
A. はい、ご相談いただけます。展示会の概要や、ブースで紹介したい内容をお聞きしたうえで、来場のメリットが伝わるデザインをご提案します。デザインデータをお持ちの場合は、印刷と発送のみのご依頼も承ります。

Q. 宛名のリストがあれば、発送まで任せられますか?
A. はい、お任せいただけます。リストをお預かりし、宛名印字から発送まで対応します。リストの整理の仕方がわからない場合も、お気軽にご相談ください。

Q. 主催者の招待券を、自社の案内DMと一緒に送ることはできますか?
A. 封書であれば、自社の案内と主催者の招待券などを同封してお送りできます。主催者が招待コード等を用意している場合は、案内DMに印字することも可能です。主催者が用意するツールは展示会ごとに異なるため、出展者向けの案内もあわせてご確認ください。

まとめ

開催日時と会場を知らせるだけの来場案内は、他の出展社の案内と並んだときに埋もれやすくなります。来場につなげるには、既存顧客だけでなく、休眠顧客や過去の展示会で名刺交換した人にも案内を届けること、そして自社のブースに来る理由を伝えることが大切です。主催者の招待券や宣伝用はがきがある場合は、それを活かしながらメールで来る理由を補い、ない場合は自社オリジナルの案内DMを作る。展示会に合わせて、打ち手を選んでください。

出展前はバタつきがちになるため、送り先リストの整備はなるべく今のうちに進めておきましょう。リストが整っていて、案内の準備を出展内容の検討と並行して進められれば、早々にご案内することができ、お客様にも予定を空けていただける可能性が高まります。

フジプラスでは、来場案内DMのデザインから印刷、宛名印字、発送までを一括でサポートしています。現在、DMのサンプルと、販促のお困りごとを整理できる「困りごとチェックシート」付きのパンフレットを無料でお送りしています。来場案内の準備にぜひお役立てください。

DMサンプル・資料のご請求、お問い合わせはこちらはこちら

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