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デザイン NEW2020年8月 5日

【デザインの現場から】見やすさ、わかりやすさを追及! 情報を効果的に伝えるためのフォントの選び方

デザインを構築する上で最も重要な要素の一つ、それが文字です。文字は情報伝達役として極めて大きな存在ですが、その文字をより効果な伝達役にするためには、フォント(書体)の選び方が重要になります。その選択の良し悪しによっては、企業や商品の価値を左右します。今回はフォントに焦点を当て、その役割から効果的な選び方まで、事例を交えながら解説していきたいと思います。



フォントを変えるだけで 同じ言葉でも印象は大きく変わる

 巷にあふれる様々なフォント。皆さんがお持ちのパソコンにも実にたくさんの種類が入っていると思います。これを日本語のフォントに限定して大別すると、「明朝体」「ゴシック体」「丸ゴシック体」「楷書体」の4つに分類できます。いずれも使い慣れているとは思いますが、同じ文章や言葉でも、フォント次第で情報を受け取る側の印象は大きく変わってきます。解説①をご覧ください。同じ「北海道大満足の旅」という旅行パンフレットのタイトルですが、明朝体なら"高級"に、ゴシック体なら"割安"に感じられます。

瞬間的に伝えたいなら「視認性」 長文を読んでもらうなら「可読性」

 私たちデザインの現場には、フォントを選ぶ際の基準というものがあります。解説②にある4つがそれです。「視認性」は瞬間的に認識できるものを選ぶ際に、「判読性」は誤読を防ぎたい情報訴求の時に、「可読性」は長文でも読みやすいもの選ぶ際の基準となります。「デザイン性」は商品の内容にマッチしているものを選ぶという点で、先ほどの北海道旅行の事例が当てはまります。
 どの基準を優先させるかは、媒体や言葉、文章の目的・役割によって変わります。ビジネスの現場で言えば、瞬間的に理解してもらう必要のあるプレゼン用のパワーポイントスライドには視認性と判読性に優れたフォントを、長文になるレポートや報告書のワード文書であれば、可読性に秀でたものが適しているでしょう。

 解説③に例を挙げました。一枚のポスターの中にいくつかの言葉、文章があり、それぞれが異なるフォントで表現されています。言葉、文章の目的に応じて4つの基準をもとにフォントが使い分けられているのが、おわかりいただけるかと思います。リードコピーと呼ばれる長文が、タイトルで使われているような個性的なフォントだったら、読み進めるのが辛くなります。一方で長文用のシンプルなゴシック体でタイトル部分を表現しても、フォーラムのテーマ性は表現できないでしょう。

より見やすく、よりわかりやすく! 「UDフォント」の積極的活用

 近年、「ユニバーサルデザインフォント=UDフォント」が注目されています。従来よりも見やすく、理解しやすいようにと、解説②で挙げた視認性と判読性に主に重点をおいて作られたフォントです。下記をご覧ください。ゴシック体であれ明朝体であれ、UDフォントの方が認識しやすく判別しやすいのが実感できると思います。

 レイアウト、色、文章表現など、あらゆる面で見やすくわかりやすいデザインを追求するフジプラスでは、このUDフォントの使用を推奨。高い視認性と判読性を求められるシニア向けツール等はもちろんのこと、様々な媒体で積極的に使用しています。同時に、ユニバーサルデザインに関するコンペティションにも参加するなどして研鑽を積んでいます。
 情報の真意が伝わるか否かを左右するフォント選択を、誤るわけにはいきません。デザインの現場では、言葉が持つ伝える力を認識し、その力を最大限引き出す方法を工夫し実践しています。

(株式会社フジプラス)

まとめ

■フォントは、伝えたい情報の真意、商品特性、ブランドイメージをも左右する。
■フォントは、媒体やターゲット、文章、言葉を4つの基準に当てはめて選択していく。
■必要に応じてUDフォントを積極的に使用し、より見やすく理解しやすいデザインを基本としている。

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