Idea4U+

お客様の「感動」を「つくる」ことを目的とした、
旬の情報満載の販促・マーケティング系コンテンツです。

Idea4U コンテンツ

ブランディング NEW2022年8月10日

自らを知ると見えてくる未来のシナリオ③ 伝えたいことは正しく具体化! 実録!フジプラス式情報発信の進め方




 これまで、「自分たちができることから」との思いを大切にしたインナーブランディングや、フジプラスを広く世の中に知ってもらうためのブランドムービーといった、取り組み実績をご紹介してきました。ブランドムービーについて、「インナーとアウターのミックス型のような」と表現しましたが、今回は純粋にアウターブランディングの取り組みについて、「実はこういう考え方で進めました」というリアルな記録を、時系列でご紹介します。ひとつは、このオウンドメディアを通じた情報発信について(まさに、今この場で語っているコンテンツがそうです)、もうひとつは、テレビというマス媒体による情報発信(広告ではなくあくまでも情報)について。私たちが大切にしている思いを重ねながら、解説していきます。

発信情報の整理が大前提 「理解してほしいこと」は明確に

 想像してみてください。いきなり「私たちはこういう会社で、こういうことができます!」と熱く語られても、事前情報もあり具体的に依頼したい仕事がある場合以外は、「はい、まずは承知しましたんで」という反応がせいぜいだと思います。逆の立場で想像するとわかりやすいですね。コーポレート・ブランディングの効果は、結果論的な側面もあるので、「こんなふうに見てほしい」と「こう見られている」が一致しないケースも出てきます。どんな会社でも、最初にどこを見るかで印象も違い、もっと言えば最初にだれと接するかでも違います。「まずどこから興味を持ってもらえるか」を意識すべきで、何でもかんでも発信すれば良いわけではありません。広く浅くの内容だと、印象に残りにくいのです。意識しているのは、特徴的な話題をフックにするということ。つまり、「まずはココ!」と伝えたいポイントを絞ることが大切です。この考え方に基づく情報発信自体は、すでに長年継続中ですが、ブランディングの観点を加えても、何ら矛盾しないことを確認できたのは収穫でした。

マーケティングとの連携や自社特性の活かし方を探る

 マーケティング的側面から、情報発信メディアとしての充実を主目的に発刊された情報誌『Idea4U』。情報共有のあり方が変容する中で、この位置付けも変わり続け、後にオンライン版『Idea4U+』をプラスした経緯があります。さらにブランディグ的側面を加え、「感動」を「つくる」会社というあり方を示すことで、掲載コンテンツの基準にも変化が生じました。私たちなりの視点で発信する、世の中の「今」を象徴的に映し出す情報が、読者の皆様のお役に立てるのが理想です。特にインタビュー企画(冊子では巻頭で展開)は、あらゆる角度から、業界や切り口、さらには語っていただく方自身の多様性を考慮した構成を目指しています。
 また、大阪商工会議所が2025年大阪・関西万博の万博共創チャレンジとして参加されている活動の1つに「関西中小企業を大阪・関西万博に向けてアピールする会」(構成メンバー:毎日放送、MBSラジオ、大阪商工会議所、吉本興業ホールディングス)があることを知りました。この偶然が、日々の企業活動をSDGsの枠に当てはめることで自らの特長を自覚しアピールのヒントになると気付き、「私たちのSDGsソングを作ってほしい!応募してみよう!」という機運につながりました。

CASE1 オウンドメディア(Idea4U/Idea4U+) 既存の枠を超えていける!外の世界へとつながる「扉」

 インタビュー企画コンテンツは、より広く世の中とつながる「扉」のような役割です。時代を現す「空気感」という共通項をお持ちの多様な方々に「今」を語っていただくことで、従来の枠にとらわれないゆるやかな輪が広がっていくような。こうしたオウンドメディアでの情報を通じて、私たちを知っていただくことも重要です。「なるほど」「新しい視点だ」「旬の情報として面白い」と共感していただいて、最終的には一人でも多くの方にフジプラスファンになっていただけたら何よりなのです。

●前提として「フジプラスは何の会社?」という基本情報が正しく伝わっていれば、インタビュー企画を通じて様々なアイデアにつながる。適切に表現する「言葉」を持つことが、最大の強みとなる。

 注目度の高い旬の情報提供も、「感動」を「つくる」という私たちの目指すところに合致します。インタビューさせていただいた方々を通じて、その先の関係者の皆様にも情報が伝わっていく。そのつながり方によっては、「フジプラスってこういう会社なんだ」と、ビジネス視点からも関心を持っていただけます。地道に積み上げてきた他の情報コンテンツと合わせて生まれた効果でしょう。また、既存のお客様から記事の感想コメントをいただく機会ができたのは、何よりありがたいことです。

CASE2 テレビ番組での紹介 SDGs視点で考えたら自社の特長を再認識できた

 SDGsソングの募集窓口である商工会議所への応募に際し、自分たちの特長を適切に伝え、かつオリジナリティの面でどのSDGsゴールがふさわしいか選定段階で悩みました。関係者と慎重に議論した結果、ベトナムとの協力関係に着目することに。来日して正社員として働く優秀なベトナム出身社員の存在や、常時接続で対話する本社の制作部門とグループ会社のフジプラス・ダナンとの連携は、社内では「当たり前」の感覚ですが、よくよく考えると珍しいとの気付きから決定しました。

●外に向けて発信し関心をもってもらえるポイントを軸に情報整理。SDGsゴールの項目として行きついたベトナムとの関係性は、8番「働きがいも経済成長も」につながる取り組みだと再認識。

 応募に必要な情報を集めて参考資料を作る段階で、必要に応じて社内で共有し、楽しみながら全社を巻き込んで進めました。無事採用されてオリジナルSDGsソングを作っていただき、弊社社員のインタビューと合わせて地上波で放送されました。撮影に参加した当事者にとっても貴重な経験となりました。コーポレートサイトのNEWS欄での発信により、既存のお客様との会話のきっかけになったり、外向けのみならず、社内で一体感につながったのも実は大きな収穫でした。

[終わりに]

 こうした経験を通じて、自分たちのあり方、仕事に対する姿勢、お客様との信頼関係構築の土台、世の中との関わり方等、ブランディングとの接点を持つ分野は実に幅広いことを実感しているところです。会社としてどう見られているか、という根本的なところを考えると、単独で成り立つ施策はむしろ稀。弊社の規模感ですと、マーケティングや広報と連携・同時進行的な要素も多くなります。より多くのお客様から信頼され、末永くファンになっていただけるかで、私たちの「価値」も決まる、のも事実だと思います。
 今回は、取り組みとしてやや特殊な事例かもしれませんが、ビジネスを語る上で欠かせないサスティナビリティについてもブランディング視点が不可欠ですので、何らかヒントになれば幸いです。こうして話題にしてきたことで、「どうやって始めたらいいかわからない」「担当者はどう選んだらいい?」という悩みをお持ちの方も多いとわかりました。できることから、と前回もお伝えしましたが、この記事をお読みいただいたご縁から、皆さまに、お力添えできることもあるかと思います。意識することが、全ての始まりですね。

(株式会社フジプラス)

まとめ

■「自分たちを知ってもらうために何が必要か」からブレない施策を継続して打ち出すのが基本。
■発信力の強化には、話題性やオリジナリティのあるコンテンツが不可欠。まずは企画ありき。
■ブランディングは、外から見た自分たちの構築の部分もあるが、再確認できることも多い。

フジプラス回の放送アーカイブはこちらからご覧いただけます。
https://dizm.mbs.jp/title/?program=sdgs&episode=103

こちらでも紹介していただいています。
https://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/example2.php

あなたにオススメのコンテンツ