のぼり印刷
デジタル捺染とは?
街中で使用されるのぼりの多くは、「シルク印刷」です。特長は枚数が多くなればなるほど1枚の単価が安くなり、単色のデザインなら色表現はしやすく、濃いインクで刷ることができるので裏抜けが良いことがメリットです。反対に印刷に「版」を必要とするため、少ない枚数ではコスト高になる、写真の色表現が難しいなどデメリットもあります。一方で小ロット生産に適した「昇華転写印刷」は転写することで写真を綺麗に表現し、発色性が高くインクのひび割れが起きにくい特長を持つ印刷手法ですが、熱に弱くアイロンなどでの再加熱や、大量の印刷には不向きでした。シルク印刷と昇華転写印刷の苦手な面をカバーしつつ、新しい手法として注目されているのが「デジタル捺染」です。弊社では、デジタル捺染技術で印刷されたのぼりをご提供することが可能です。
環境にもやさしい印刷手法を選択
店舗販促の大きな役割を担うツール、ノボリや横断幕・タペストリーといった布サイン。これらの多くは、大ロット印刷に適しつつも環境負荷が高い「シルク印刷」に頼ってきました。SDGs活動推進が高まる今、省資源で環境負荷が少なく、品質やコスト・納期面でもシルク印刷に勝るとも劣らない印刷手法「デジタル捺染」での販促物づくりを実現。当社ではこれらの観点からインクジェットデジタル捺染機・エプソンモナリザを使用したニュースタンダードな「デジタル捺染」をご提案致します。
シルク印刷とデジタル捺染の品質比較
印刷は小さな点のパターンによって色の濃淡(グラデーション)を「網点」で表現しています。 グラデーションは網点(ドット)の占める密度によって決まり、点の大きなバランス・隙間の広さによって異なります。
店頭や売場など、よく利用される販促ノボリのサイズ
販促ノボリのサイズは設置するお店の環境や、設置できるスペースにあわせて製造することが可能です。一般的にはスリムサイズ・レギュラーサイズが基本サイズとされ、一番人気です。
生地と縫製バリエーション
生地を3種(ポンジ・トロピカル・トロマット)から選んだら、ポールを通すためチチテープを取り付けたり、ほつれ防止のための三巻縫製など加工を行います。また、オプションでポンジ・トロピカルの生地には防炎加工も施すことが可能です。
素材 | 特徴 | 職防災加工 オプション |
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ポンジ | ポリエステル | 薄くて軽いので風によくなびく。価格が安く、耐久性に乏しい。 | ◎ |
トロピカル | ポリエステル | ポンジの約2倍の厚み・耐久性がある。 | ◎ |
トロマット | ポリエステル | トロピカルよりも更に厚手。厚手でありながら柔らかい。やや重く、価格が高い。 | × |