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具体的な課題やお客様の業界特性等をふまえ、個々の状況に合わせて対応いたします。

QRコード販促システムの活用で「優待券」の利用管理をデジタル化 コスト削減と仕様アップデートでコロナ禍の営業活動を強力サポート!

コスト削減集客を増やしたい 2022年10月 6日

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です

課題

営業ツール兼販促用優待券の管理がアナログで、時間もお金もかかっている現状を直ちに見直す必要あり!
・取引先への営業ツール兼販促物として、自社保有の商業施設のテナントで使える優待券を配布しているが、利用状況の集計を人力で行うため非常にコストがかかっている。
・集計開始から完了までに時間を要するため、スピード感を高めたい。

とある不動産会社では、自社が所有する商業施設への来店誘導・販売促進のための施策として、取引先の顧客向けに優待券を配布していました。優待券は紙製でいわゆる商品券サイズ。利用状況把握とテナントの立替金振込のために、人力で各テナントから優待券を回収し、目視で集計するという作業を運営会社に委託していましたが、お金も掛かり、何より集計に約1ヶ月もの期間を要していたことから、運用体制の見直しが必要と判断。何とか改善できないかと、お問い合わせいただいたことがきっかけでした。

解決の糸口

QRコード販促システム「QLEAR」とバリアブル印刷を活用した優待券のデジタル管理をご提案!
・優待券には個別パスコードと「QLEAR」に紐づいたQRコードを印字。
・利用客に簡単な操作をしてもらうだけで、どのテナントでいつ何枚使われたかというデータを自動で集計できるようになった。
・対象テナントの追加や変更等でフォームをメンテナンスする際も、QRコードは変えずに対応可能。

弊社からは、これまでのアナログなやり方をやめてデジタル管理にすることをご提案。管理には、サイト作成やQRコードを使用したアクセス計測ができるシステム「QLEAR」を活用しました。優待券の利用客には、スマホで券面に印字されたQRコードを読み込んでいただいた後、パスコード入力と利用テナントの選択をしてもらうことで、システムに利用日時が自動で集計されるという仕組みです。優待券を利用できるテナントの追加や変更も起こり得ますが、「QLEAR」ならフォームの更新作業に際するQRコードの再生成は不要。面倒な再印刷・再配布の心配もなく、テナント情報の編集が可能です。


操作画面イメージ

注目ポイント

優待券自体の仕様改善やテナントへのフォローなど、丁寧な対応で相乗効果を生んだ!
・「カードサイズ」を採用したことで財布に入れて携帯しやすくなり、配布率と利用率がともにアップ。
・用紙には水気、破れに強い「ユポ」を使用。さらにラミネート加工を施し、摩擦でQRコードが擦れて消えないように耐久性を確保した。
・テナントで必要なオペレーション手順や想定されるFAQをまとめたマニュアルを作成したことで、システム導入に際するトラブルを防いだ。

従来の商品券サイズでは、財布やカードケースに入らないので利用しづらいという課題がありました。そこでデジタル管理への切り替えとともに仕様もアップデート。カードサイズを採用したほか、肝心のQRコードとパスコードが折れたり擦れたりしないように適切な素材選びと加工を行いました。新しいシステムの導入にはテナントへのフォローが必須。ヒアリングも実施しつつ、一連のオペレーションや利用客からの質問を想定したマニュアルを作成し、事前に各テナントに配布したことでスタッフに安心感を与え、トラブル防止にも繋がったことも好評でした。

結果

集計期間が大幅に短縮されコストダウンに成功!
・集計結果をスムーズに共有できるフローを構築し、報告までの期間を従来よりも約1ヶ月短縮。
・スピーディーな利用状況の把握で、施策の効果測定と次なる施策検討へすぐに繋げられた。
・テナント側としても、優待券分の売上金振込までの期間が短縮されたことで負担が軽減した。

従来の約1ヶ月という集計期間の長さでは、集計そのもののスピード感が無いだけでなく、次の施策検討までも遅れる悪循環が発生していました。さらに各テナントは、自店で使用された優待券の金額分を一時的に売上金から立て替えることになり、小売業であるテナントとしては振込までの期間が長いほど負担が増加する、という課題を抱えていました。弊社・お客様・テナントの3者間でスムーズに集計結果を共有できるフローを構築し、大幅な時間短縮と負担軽減を実現することができました。

まとめ

・QRコード販促システム「QLEAR」なら、時間、人、お金すべてのコスト大幅削減が可能!
・クーポン利用管理のデジタル化で、効率的にアクセスデータを自動収集し、効果測定も容易に。
・当時コロナ禍で営業が来店促進しづらい状況でも、優待券の仕様アップデートで以前より配布しやすくなった。


今回は優待券の利用管理を目的とした事例でしたが、「QLEAR」では今後ますます需要が増えるであろう「デジタルギフト」の配布にも対応しています。コストを抑えつつ販促施策を実施でき、さまざまな場面でご活用いただける汎用性の高いシステムです。

詳しくはこちらをご覧ください
https://fujiplus.jp/services/digitaltools/qlear.html