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2021年8月31日

コロナ禍での営業とDX

コロナ収束までにはまだまだ時間がかかると思われますが、昨年に比べて明らかに対面営業の頻度が減っているとの結果が出ております。想定どおりの結果ではあるものの、単純に顧客接触回数が減っているのはやはり課題なのではないでしょうか?

では、実際のところはどうなのでしょうか?

コロナ前より接触頻度が多く、元々良好な関係性であれば、おそらく現状維持できているという傾向です。一方、繋がりの薄い、接触頻度の少なかった関係性は、基本的にはさらに少なくなっているか無くなっているかと思われます。もはや「非対面営業」という手段も、有効に使わないといけません。

では、具体的にはどんな工夫をして「非対面営業」をしているのでしょうか?

  • 常に有益な情報共有ができるようにしている。
  • トークスクリプトなどを考えて、常に何か会話ができるようにしている。
  • Web会議システム等で、定期的なミーティングを開催している。

これを実践しようとすると、以下のようなDXのための取り組みが必要です。

  • 部門を横断したコミュニケーションと課題解決ができる組織体制ができている。
  • 自社製品・サービスの購買プロセスにおけるカスタマージャーニーを踏まえて、それに応じたプランを出せるようにしている。
  • お客様と常に「繋がる」ことができるシステムを活用するようにしている。

もはや直接対面で会える機会は、働き方改革やリモートワークで増えることはありません。営業の生産性を落とさないためにも、これまでの成功体験や既成概念を捨ててでも新しい方法を考え、実行しないといけない時期に来ていると言えるでしょう。


<DX(デジタルトランスフォーメーション)データ蓄積と可視化から仕組みをつくるこれからの「売らない営業」とは?>
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