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2026年4月 6日

「デザイナーのため」だけじゃないデザインの話 購買意欲を引き出すパッケージデザイン ターゲットから考えるリニューアル設計

自社商品の売上向上のため、日々試行錯誤を続ける方は多いはずです。特に「新規顧客に手に取ってもらうこと」は、売上拡大に不可欠でありながら、非常に難易度の高い課題です。この課題を解決する有効な手段のひとつに、「パッケージデザインのリニューアル」があります。
もちろん、単に見た目を刷新すれば良いというわけではありません。重要なのは、抱えている課題を解決するために一貫した軸を持ってリニューアルを設計することです。では、実際にどのような視点が必要なのでしょうか。

ある飲料ブランドの事例を挙げましょう。このブランドは長年続く定番商品でありながら、未購入者層への認知拡大が課題でした。そこで実施したのが、「未購入者がどこに心理的ハードルを感じているか」の徹底分析です。

調査の結果、「パッケージを見ても中身が想像しづらい」と感じている人が多いことが判明しました。それまでのデザインは文字情報が主役でしたが、リニューアル後は飲料が注がれている「シズル感(おいしそうな臨場感)」あふれるイメージを採用。結果として、これまで手に取っていなかった層にも商品特性が伝わりやすくなり、購買意欲の向上に繋がる好事例となりました。


※イメージ

パッケージは単なる装飾ではなく、商品の価値を瞬時に伝えるコミュニケーションツールです。自社商品をターゲットの目線で客観的に見つめ直すことが、新たな顧客を惹きつけ、さらなる売上拡大を実現するデザインの第一歩となるでしょう。