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2025年10月 1日

The key to mutual understanding 「食」を通じ「境界線」を軽々飛び越える!というお話

日本では、季節の移ろいが日常やビジネスに大きく影響するのは、ご承知の通り。四季折々の魅力の中でも、旬の味わい情報は多くの人々を惹きつけます。特に秋の味覚は、「食欲の秋」というフレーズを伴ってぐいぐい押し寄せてきます。これからが秋本番というタイミングで、「食」に関わる現象を考えてみました。まずは、食事を共にすると心理的距離が縮まる、というお話から。

仕事仲間や、趣味のグループをイメージするとわかりやすいですね。美味しいものを食べながら会話すると、自然とリラックスした表情になるものです。共通の趣味が見つかったり、時には地元あるあるネタで盛り上がったり、楽しい思い出として記憶されます。

もう1つは、これまで無縁だった国に対し、食べ物きっかけで一気に親近感が生まれるというお話。初めて訪れた国で、あるいは国内の外国料理レストランで、「わぁ、日本の◯◯とそっくり」「この味付けはクセになりそう」と感じた経験はありませんか?「知らない国のひとつ」だった国が、「食」をきっかけに一気に身近になる瞬間です。

これらは、無意識のうちに様々な「境界線」を超える事例かもしれません。「境界線」を軽々超えるカギは「食」にあり!「食」は、人と人を結びつけ、文化と文化をつなぐ扉だとわかったところで、旬のおいしさを探しに出かけてみましょうか。