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2021年10月29日

Web広告の予算の決め方

新型コロナの緊急事態宣言も解除になり、街中も徐々に活気が戻ってきました!とはいえ、殆どの人が「以前の姿には完全には戻らない」と考えており、今後もリアルとデジタルを組み合わせたビジネスの模索は続くものと思われます。

リアル媒体ではある程度理解しているけど、デジタル媒体でビジネスを活性化させるにはどうすれば?そんな場合、Web広告などを上手く活用しなければなりません。ただ、このWeb広告は「継続にはコストがかかる」「種類が多すぎてよくわからない」「仕組みを理解している人が周囲にいない」など、これまで活用されていない企業も多いのではないでしょうか。

一番肝心なのは、Web広告の予算をどうするか?

  • 売上の何パーセントを広告費に充てるか?(例:売上の5~15%?収益構造にもよりけり)
  • ROAS(=Return On Advertising Spend)を踏まえ、売上の多い時期ほど広告費を比率で調整するか?(例:ROAS=売上÷広告費×100%で、広告費の回収率を300%以上?にする)
  • リスティングにおけるキーワード単価(予測金額)から同様の予算を充てるか?(例:キーワード「○○○」は月間××万円なのでそれに合わす)
  • 損益分岐点を踏まえて広告費をいくらにするか?(例:売上から原価を引いた金額が最大値)
  • LTV(=Life Time Value)を考慮して広告費をいくらにするか?(例:利益×リピート回数の金額が最大値)

以前は、それこそWeb広告運用を有識者(広告代理店さんなど)にお任せするにも月100万円の予算からというのが一般的でした。さすがにこれはハードルが高いと思いましたが、最近では月10万円~でも複数媒体を運用できるようになりつつあります。最初は経験豊富なプロにお任せして、徐々に自社運用でといった流れがオススメです。

<Web広告の基礎知識 はじめる前に知っておきたいインターネット広告の使い方>
https://fujiplus.jp/idea4u/2021/10/0603.html