そもそもバリアブル印刷(DM)って?
バリアブル印刷とは、1枚1枚紙面の内容を差し替えることができる印刷技術です。DMステーションではその技術を活用し、宛名ごとに異なるデザインを印刷したDMを「バリアブルDM」と呼んでいます。わかりやすい例を挙げると、DMの「宛名印字」はまさしくバリアブル印刷。意外と身近なものなんです。
▶バリアブルDMについてもっと知りたい方はこちら
2021年1月29日
お客様にDMを送りたいと考えているあなた、こんなお悩みはありませんか?
「どれくらい反応があるのか知りたい...」
「複数店舗を抱えているから、店舗ごとに内容を差し替えないといけない...」
「受け手をあっと驚かせるような印象的なDMを作りたい!」
バリアブル印刷とは、1枚1枚紙面の内容を差し替えることができる印刷技術です。DMステーションではその技術を活用し、宛名ごとに異なるデザインを印刷したDMを「バリアブルDM」と呼んでいます。わかりやすい例を挙げると、DMの「宛名印字」はまさしくバリアブル印刷。意外と身近なものなんです。
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DMが受け手の心に響かない原因のひとつが、「自分には"関係"ない」と思われてしまうこと。極端な例ですが、高校生にアンチエイジング化粧品のお知らせが届いたり、猫を飼っている方に犬用ドッグフードのセール情報が届いたり、女性にメンズスーツのクーポンが届いたり...等々、はっきりいって意味がないですよね。でも、マス広告全盛の頃は当たり前に届いていました。
今や顧客のニーズは多様化・複雑化。皆に同じ内容をおすすめしていても反応は期待できませんし、効率もよくありません。そこで「バリアブルDM」を送ることで、ピンポイントでターゲットを狙い、購買意欲を掻き立てることができる、いわゆるOne to Oneマーケティングが実現できるということで注目されているんです。
では、そのバリアブル印刷という技術をDMに活用すると、実際にどんなことが可能になるのでしょうか?当然「普通のDM」にはない、できない「特別感」にあふれてきます。
One to Oneマーケティングの実現ということでいえば、例えば「不動産業」です。年齢、性別、家族構成など、顧客の属性データをお持ちなので、「バリアブルDM」の特性をばっちり活用できます!ちなみに左はシニア向け、右は子育て世代向けにバリアブル処理されたサンプルです。
住まいを移るのはライフステージが変化する時であることが多いので、定年を迎えられたシニアには、駅や病院からのアクセスが良いロケーションの良い住宅を。子どもが生まれたご家庭には、公園や小学校、スーパーに程近く、子育てしやすい住宅をおすすめすれば、受け手のニーズにぴったり合うご案内が可能となります。当然、顧客それぞれの「名前」もバリアブルします。
全国、もしくは特定の地域に複数店舗をチェーン展開している小売系や飲食系企業などがDMを出す場合、「ベースデザインは同じで良いけど、店舗ごとのセール商品や情報は変更したい...」ということがよくあります。そんな時に一つひとつDMを作って注文するのはとても大変ですよね。
でも、バリアブル印刷なら大丈夫!例えば、飲食店の「宅配サービス開始」を案内するDMなら、紙面の構成は同じでも、宅配可能なメニュー、電話番号、住所、営業時間などの店舗情報は店舗ごとに変える必要がありますが、バリアブルで地域や店舗ごとに変えたい部分(可変箇所)を指定すれば、一度の注文で複数パターンのDMが作成できます。
DMを送る理由は様々ですが、「モノやサービスを買ってほしい」「Webサイトを見てほしい」「会員になってほしい」といった場合は、ただ文字や写真でお知らせするよりも、ECサイトや詳細ページに直接アクセスできる「QRコード」の設置がより効果的です。
通常、webページに誘導するためのQRコードは共通のものを読み取ってもらいますが、バリアブル印刷なら、DMの受け手一人ひとりに「専用のQRコード」を与えることができます。これによって、誰が読み取ってくれたのか?もしくは読み取ってくれなかったのか?という効果測定・分析が可能になり、その後のフォローや営業活動に活かすこともできます。
バリアブル印刷を使えば、DMに一通ずつナンバリングをすることも可能です!展示会などの「招待状」兼「入場券」として活用したり、抽選番号を記載して店舗に誘導することで、抽選イベントを実施することも可能です。DMをただの広告としてだけでなく、リアルの場に誘導するチケットとしても活用できるようになります。
例えばサービスのIDやパスワード、会員ランク、保有しているポイント等はもちろん一人ひとり異なるものですよね。大切なご案内のお届けは、Eメールよりも手元に直接届く紙のDMが確実です。このような場合にもバリアブル印刷が大活躍!個別の情報もきっちり刷り分けることができます。
会員情報などの個人情報や、第三者に見られたくない情報をお送りする場合には、中面を隠すことができ、一度はがすと元に戻らないことで秘匿性を確保できる「圧着DM」との併用がおすすめです。
▶「圧着DM」について詳しくはこちら
6つ目はこれまでとは少し毛色が異なりますが、バリアブル印刷のひとつに、「イメージバリアブル」という技術があります。これは、DMの受け手のお名前が、まるで元からその風景の中にあるかのように自然に合成する加工技術のことです。「どういうこと?」と思われた方は、下のイメージ画像をご覧ください。
これはバースデーカード想定のDMサンプルですが、「本当に自分の名前入りのケーキを作ってくれたのかな?」と思うほど、とてもリアルですよね。こんなサプライズ感満載のDMが届いたら、受け手は思わず誰かに自慢したくなるはず。
また、バリアブル印刷ならではの、「私のために送ってくれたんだ」と、受け手に強い「特別感」を与えることができるおすすめの手法です。
▶イメージバリアブルについて詳しくはこちら
DMの効果を上げるための重要な要素として、ターゲット、オファー、タイミングに加え、メッセージが挙げられます。ターゲットに最適なメッセージを送りたい。そのような時には、「バリアブルDM」がとても有効な手段となります。
今回紹介した使い方以外にも、工夫次第でさまざまな表現ができます。少しでも気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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