日本語フォントの4分類とは?
巷にあふれるさまざまなフォント。皆さんのパソコンにもたくさんの種類が入っていると思います。これを日本語のフォントに限定して大別すると、
●明朝体
●ゴシック体
●丸ゴシック体
●楷書体
の4つに分類できます。
いずれも使い慣れているとは思いますが、同じ文章や言葉でも、フォント次第で情報を受け取る側の印象は大きく変わってきます。下を見てください。
同じ「北海道 大満足の旅」という旅行DMのタイトルですが、明朝体なら"高級"に、ゴシック体なら"割安"に感じられますよね。
フォント選びの4つの基準とは?
便利なことにフォントを選ぶ際の基準というものがあります。下の4つがそれです。
●「視認性」は、瞬間的に認識できるものを選ぶ際
●「判読性」は、誤読を防ぎたい情報訴求の時
●「可読性」は、長文でも読みやすいもの選ぶ際
の基準となります。
●「デザイン性」は、商品の内容にマッチしているものを選ぶ
という点で、先ほどの北海道旅行の事例が当てはまります。
どの基準を優先させるかは、媒体や言葉、文章の目的・役割によって変わります。ビジネスの現場で言えば、瞬間的に理解してもらう必要のあるプレゼン用のパワーポイントスライドには「視認性」と「判読性」に優れたフォントを、長文になるレポートや報告書のワード文書であれば、可読性に秀でたものが適しているでしょう。
DMでもそれは同じです。