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2023年2月 3日

RGBを"印刷物"でも表現する6色印刷

最近、6色印刷とか、RGB印刷などと呼ばれる、「紙」の上であっても「モニター」のような鮮やかな表現を可能にする技術があります。これまでの課題として、従来では「モニター」上に表現された写真やイラスト等を"印刷物"で表現しようとすると、くすんだ色味になったり、全体的に暗くなってしまっていました。それは、従来印刷のCMYKとモニター上のRGBとでは、再現できる色域(またの名を色空間とか、カラースペースとか)が根本的に異なることによるものです。

具体的には、RGBの加色混合の特徴である「光」や「明るさ」を補いながら、以下のような課題を解消していきます。

  • 葉っぱなど、青々としたミドリ(緑)の鮮やかさを維持する
  • 空や肌の色のくすみを減らす
  • 蛍光色らしさを再現する

弊社が所有するHP Indigo 12000では、通常の4色(CMYK)に加えて、ビビッドピンク(VP)とビビッドグリーン(VG)を使用することでCMYKだけでは不足するRGBの色域を補います。

そもそも「紙」と「モニター」では表現する手段が異なるため、100%カバーするものでもなくあくまでシミュレーション(疑似的)です。ただ、デジタルでインプットした作品を可能な限りリアルでも再現し、「感動」を損ねずに伝えるための1つの手段だと思います。

<Creators Print Station(クリエイターズプリントステーション)の「6色印刷」>
https://creators.fujiplus.jp/sixcolor-print.html

<デジタル印刷>
https://fujiplus.jp/services/production/digital-print.html