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1 WeWork Icebergに入居する髙野氏に会いに来た人は数知れず 2 今も年2回は開催される「ファッションマーケティングの会」 3 お客様対応する人達を応援する「CCB朝会」の年始恒例の書き初め大会 4 課題解決のスペシャリストチーム「ゼロイチ部」主催のイベント“みかんナイト” 5 “いい人”達が集まる異業種交流「社外の同期会」うになり、そのうちに、入居者からも「新しいことをやるので一緒に企画してほしい」と様々な相談を受けるようになりました。そして、2020年にモーターホーム株式会社を設立したのです。 今、髙野氏は、BEAMSというアパレルブランドのVoC(Voice of Customer) をパートナー会社である株式会社エンゲージとともに手掛けています。2020年4月に緊急事態宣言が発令され、お店は軒並みクローズとなり、宣言解除後の6月以降もリアル店舗に客足は戻りませんでした。このままでは店がなくなるのではとスタッフが不安を抱く中、同社は何とかスタッフのケアをしたいと模索していました。そんな時、来店してくれたお客様が、レシートのQRコードから送れるアンケートに「スタッフが温かく迎えてくれて嬉しかった。リアルってやっぱりいいですね」と書いてくれたのです。それがスタッフのモチベーションになり、VoCをもっと現場に広めよう、と真のCRM活用方法が閃いた瞬間でもありました。 ITは使い方次第でビジネスを飛躍させるだけでなく、誰かの未来を切り拓く 道具にもなるもの。何が好きで、何をやりたいか、自分の心に正直に行動した髙野氏は、「CRMで人をつなぐ」ことをようやく実現できたのです。 髙野氏は、自身をこのように分析します。「自分は人を引っ張っていくよりは、きっかけを与えてもらって人に返していくタイプ。本来は人見知りで、自分自身が主役になることは望んでいません。」ただ、周りの人がワイワイ楽しくやっている近くにいられればいいのだと言います。「小学生の頃、家で誕生会を開いたことがありました。大勢の友達が入れ代わり立ち代わり来ては、楽しそうにドッジボールする中、僕はそれを横目に本を読んだりして。主役そっちのけですが、それが妙に居心地いる気がします。居場所を確保するために役割を持たなければならないのはちょっと違うかな。やりたければやればいいし、やりたくなくてもそこにはいられる。パブリックに近いイメージで、サードプレイスのような居心地の良い場所を作れたらいいですね。僕は、そんな場所を気負わずに見ていることに幸せを感じるんです。子供の頃のあの誕生会のように。」 髙野氏の最大の魅力は、さまざまな場所に気負わずに顔を出す、その軽やかな行動力にあるのではないでしょうか。肩の力を抜いて柔軟に多方面につながり続けることで新たな機会を生み出す。この絶妙なバランスこそが、これからのビジネスパーソンが身に付けるべきスキルなのかもしれません。(株式会社フジプラス) 1234532024 SummerIdea4U vol.70が良かった。そこで何をしていても自由だし、何かの役割に縛られる必要もない、ただ、みんなが楽しんでいる空気を感じられるところにいたいのです。」きっと、髙野氏は、今でもそんな場を作ろうと活動を続けているのでしょう。 髙野氏は、「いつメン」つまり、いつも一緒にいるメンバーが苦手だと言います。慣れ親しんだ仲間とだけいれば、気楽だし安心できる。でも、集まる人が常に固定されていると、周りも声を掛けづらいし、新しい出会いや関係を築く機会が減ってしまいます。「色々なところにちょっとずつ顔を出すくらいがちょうどいい」と髙野氏は言います。時代の流れに乗って長続きできるかどうかは、その中に少しずつ変化を与えていけるかどうか。何も変わらなければ成長もなく、いずれは衰退してしまう。ビジネスにも、人とのつながりにも、新しい風を入れていくことが必要なのです。 今、髙野氏は「社外の同期会」という異業種の集まりを仲間と作っています。固定メンバーにとらわれず、どうやって新しい風を入れるのでしょう。「自分の好きな人が、そのまた好きな人に声をかけるのがいいかな、と。僕の思う『いい人』が呼ぶ『いい人』は、きっと僕も好きになる。収入、学歴、障がいの有無なんかはどうでもいい。ただ、好きな人が呼ぶ仲間たちが自由に交流するのがいいですね。」髙野氏はこう続けます。「今『コミュニティ』の多くは、その中で成長を促すことが目的になってモーターホーム株式会社については、こちらでご覧いただけます。  https://motor-home.co.jp/意識が、深い信頼につながる。■ 人との関係もビジネスも常に変化が 必要。現状維持は衰退を意味する。■ 色々なところにちょっとずつ顔を出す気負わない行動力が新しいビジネスを創る。第4章 人をつなげる意味おわりにそしてこれから〜心地良い空間づくりへ まとめ■ 人に興味を持ち、相手のことを考える

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