4 これまでの常識が大きく変わるきっかけとなった新型コロナウィルスによるパンデミックは、弊社の取り組みにも大きな変革をもたらしました。アフターコロナでさらに多様化し、複雑な環境下であってもセールスやマーケティングを継続させ、デジタルに埋もれ複雑化していくプロジェクトを推し進め、現場が本当にしっかり稼げているかどうかの可視化が求められました。それらの取り組みについてご紹介いたします。 弊社では、マーケティングとセールスの取り組みを根本的に見直す必要がありました。2012年にマーケティング活動の一環として、Idea4U(アイデア・フォー・ユー)を着手しはじめましたが、当時は情報誌の発刊や既存のお客様へのリアルセミナー開催のためのブランディング施策として活動をしておりました。ただ、市場が縮小する中、これからの事を考えるとどうしても新しい分野の開拓や、それに応じたお客様との接点構築が必要となり、これまでの紹介や参加型イベントからの顧客創出とは異なる方法を模索しはじめました。そこではじめたのが、Webからのお問い合わせ拡大への取り組みでした。 まず、2016年にWebサイトのリニューアルを行ないました。それは、弊社が何をしている企業で、得意とする分野が何で、具体的にはどのようなサービスが対応できるのか、こまかくコンテンツを増やしていきました。さらには、MA(マーケティング・オートメーション)ツールを導入することで、マーケティング活動が負担なく柔軟に実施できるようになっていきました。これにより、発信が情報誌(リアル)でもEメール(デジタル)でもスムーズに行なえるようになり、対応スピードが大幅に向上したことで、新たなお客様とのお取引が増えるきっかけとなりました。 この取り組みは、2020年のコロナ禍への突入時に大きく加速させることになりました。これまで使っていたMAツールを見直し、新たにSFA(セールス・フォース・オートメーション)やMAを網羅した一体型のものに移行しました。情報の可視化を考えると、リードで紐づいたお客様が顧客化して、それがどのステージにいても一貫して情報管理できるメリットがあります。また、同時にこれまで活動してきたIdea4Uでの情報発信をデジタルファースト化することで、これまで以上に豊富で新鮮なコンテンツをいち早くお届けできる流れに変えました。これにより、Webサイトへのアクセス数、Webからのお問い合わせ数がさらに増え、同時にEC受注も拡大しつつあったので、”Fuji+コンタクトセンター”としてお問い合わせを受け付けるための体制を整えるまでに至りました。 コロナ禍に突入した際、社内コミュニケーションの整理をする必要がありました。テレワーク等により、リアルにおけるコミュニケーションがシャットアウトされ、デジタルツールの活用が推進されました。ただ、当時の連絡手段としてEメールか、社内SNSか、あと商談・会議等はZoomやGoogle MEET、Microsoft Teamsを使用していました。これらのツール類は、全てクラウド上で管理されていますが、一方クラウド上で管理されていないものが見えてきました。 具体的には、ドキュメントやプロジェクトの管理でした。ドキュメント 自身はこれまで慣れ親しんできた図1マーケティング具体的な要件が出てきたとき具体的な要件がまだ無いオウンドメディアEメールDL資料Idea4U vol.66ナーチャリング顧客からのアクション~アラート通知2023 Summer営 業営業状況確認・報告入力営業課題を社内DXで解決するイメージ外出先での名刺交換イベント・セミナーでの名刺交換Webサイトからの資料請求フォーム送信具体的な提案・見積依頼や問い合わせ■マーケティングとセールスを継続させる仕組みづくり■複雑化するプロジェクトを確実に進めるための仕組みづくり変化の時こそチャンスに備える!動きを止めずにビジネスを加速させる社内DX事例のご紹介
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