1気の合う友人と定期的のんびり交流2退職きっかけに改めて釣りデビュー3ホームセンター大好き夫婦二人三脚派4つくる&あげる楽しみ達成感で幸せ1お風呂マッサージ寛ぐ のセットが最高。2一人で気ままに楽しめる釣りに夢中!獲物の魚は自分で捌くので妻もホクホク3実家が兼業農家だったので土に愛着あり。家庭菜園で夫婦一緒に過ごす時間が増加4編物・縫物等々、作る作業が楽しい!4つのペルソナ ライフスタイル別購入者像/リサーチから見えた事実からの流れシニア層にとっての癒しを、心穏やかに過ごす「時」消費としてとらえました。夢中になれる、 無理なく習慣的に長く楽しめることについて、ベネフィット起点で消費利用者像に迫りました。■ シルバ―ラボでは、独自の視点でシニアをカテゴライズし、傾向を割り出していわゆるペルソナ、つまりサービスや商品(ここでは癒し)の典型的なユーザー像を想定します。(P4資料A参照) ■ これの概要をまとめたシートがこちらです。この分類をベースに、実際に本のタイプによる特性によって さらに絞り込んだり、ペルソナを細かく設定したりしながら販促のシナリオづくりをすることで、より 現状に沿った施策が可能になります。 イメージなお、ここで紹介しているシニア×癒しについての4つのペルソナを解説した資料もご用意しています。どういう内容なのか一度見てみたい、詳しく知りたい!という方は、シルバーラボのブログから、ご請求ください。その他、質問等ございましたら、併せてご記入ください。資料B対象商材/カテゴリー癒し=リラクゼーション/全般対象属性(年齢・性別)65〜74 歳/アクティブシニア層の男女背景【例】近場の温浴施設(エンタメ系ではない通常の)でのんびり/たまにはシニア向けの体操教室やヨガ教室も/退職を機に元々好きだった釣り熱が復活/出かけたついでのおいしい麺類探しも楽しみ/家庭菜園を始めて夫婦の会話が増えた/犬をずっと飼っていて家族同然の存在/手芸は長年親しんでいる趣味/たまには集まって仲間が増えるのも楽しい■ かつての趣味を再開したり、自分の世界に籠ったり、実用的なことを始めたり、個性もいろいろ。■ ペットは男女共通、女性はおしゃべりを伴うコミュニケーションを通じて癒しを得る傾向もありそう。 シニア世代の方が、犬の散歩をしておられる姿を見かける機会も多いですよね。たとえば、平日の早朝6時頃の住宅街。冬場だと、まだ暗い時間帯ですが、寒い中、犬も飼い主も、軽快な足取りで歩いている姿が印象的です。その元気な姿に、「見習わねば!」と姿勢を正してしまうことも。犬を飼っているシニアの方の意見として、「相棒としてかわいい」のはもちろん、「散歩に連れていくことが、実は自分の運動不足解消法」という事情もあるようです。いくら早く目覚めるとはいえ、特に寒い時期の早朝の散歩というのは、一人では億劫なものです。でも、散歩を楽しみに待っている相棒の存在があると、前向きな気持ちになれます。日々世話をすることで、心が穏やかになるなど、優しい気持ちになれて言うことなし!まさに癒されながら、適度な運動もで軽めの運動も心もすっきり軽く!手芸店に集まったり、講座で学んだり。きて自身の健康にも良いということで、ペット(特に犬)を飼うシニアも多いのも頷けます。シニア世帯は、ペットフード等の支出が多く、実はこういうところにもシニア向けの販促に関するヒントが隠されているのです。 必ずしも体を動かさなくても、何かを作るために手を動かしたり、おしゃべりで口を動かしたりすることが、いろんな意味で癒し効果をもたらすケースも多々あります。わかりやすい例がいくつか。まず、昔から編み物が得意だったシニア女性の例です。手編みで小さなモチーフ編みをいくつも作ってパッチワーク状につなぐブランケットや、かわいいポンポン付きの帽子など何でもお手の物。こちらは、一人集中して手を動かすのが好きなタイプの例です。だれかのために、という思いも手伝って、編むこと自体を楽しめるのが特長ですね。寛ぎ+交流/無理せず/マイペース/少人数1人で気楽に/近場遊び/趣味=実益/ついでメシ共同作業/一緒に/犬は家族同然/強まる絆自分の励みに/集う場所/手先の運動/情報交換一方で、また別の例も。手芸全般に言えることですが、手芸教室で教えてもらいながら、あるいは数名で集まって世間話を楽しみながら作品を仕上げるのが好き、という方もいらっしゃいます。手芸そのものの情報交換をするだけでなく、おかずのレシピの話だったり、お孫さんをはじめとする家族の話だったり、彼女たちは手と口とを器用に同時に動かすという技を平然とやってのけ ます。定期的に集まることで交流が生まれ、活発な消費につながっていく。ここが最大のポイントですね。 今回取り上げたシニアと癒しとの関係について調べてわかったのは、各々の人生観まで含めた深部に関わっているということ。決して大げさに言っているわけではなく、これまでに築いた価値観と密接に関連しているのです。年齢を重ねるたびに何を優先するかが一層明確になるため、ご本人が感じる「癒し」の範囲は、若い世代に比べて個人差が大きいと感じました。生きがいにもつながるカテゴリーでもあるだけに、注目すべき切り口です。(シルバーラボ/株式会社フジプラス)5Idea4U vol.652023 Springまとめ■ 文字通りのんびりゆったり系から、体を動かすアクティブ系まで、「癒し」の定義も解釈も幅広い。ペットのおかげで無理なく健康づくり!vol.20 シニア×癒し 〜ベネフィット別消費利用者像〜コミュニケーションで加速する!ココに注目!
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