= 8 資料1情報の種別による検討フジプラスの存在認識CASE1 オウンドメディア(Idea4U/Idea4U+)求めるアクションオウンドメディアマスメディア伝える手段伝えたい情 報こと これまで、「自分たちができることから」との思いを大切にしたインナーブランディングや、フジプラスを広く世の中に知ってもらうためのブランドムービーといった、取り組み実績をご紹介してきました。ブランドムービーについて、「インナーとアウターのミックス型のような」と表現しましたが、今回は純粋にアウターブランディングの取り組みについて、「実はこういう考え方で進めました」というリアルな記録を、時系列でご紹介します。ひとつは、このオウンドメディアを通じた情報発信について(まさに、今この場で語っているコンテンツがそうです)、もうひとつは、テレビというマス媒体による情報発信(広告ではなくあくまでも情報)について。私たちが大切にしている思いを重ねながら、解説していきます。 想像してみてください。いきなり「私たちはこういう会社で、こういうことができます!」と熱く語られても、事前情報もあり具体的に依頼したい仕事がある場合以外は、「はい、まずは承知しましたんで」という反応がせいぜいだと思います。逆の立場で想像するとわかりやすいですね 。コーポレート・ブランディン グの効果は、結果論的な側面もあるので、「こんなふうに見てほしい」と「こう見られている」が一致しないケースも出てきます。どんな会社でも、最初にどこを見るかで印象も違い、もっと言えば最初にだれと接するかでも違います。「まずどこから興味を持ってもらえるか」を意識すべきで、何でもかんでも発信すれば良いわけではありません。広く浅くの内容だと、印象に残りにくいのです。意識しているのは、特徴的な話題をフックにするということ。つまり、「まずはココ!」と伝えたいポイントを絞ることが大切です。この考え方に基づく情報発信自体は、すでに長年継続中ですが、ブランディングの観点を加えても、何ら矛盾しないことを確認できたのは収穫でした。 マーケティング的側面から、情報発信メディアとしての充実を主目的に発刊された情報誌『Idea4U』。情報共有のあり方が変容する中で、この位置付けも変わり続け、後にオンライン版『Idea4U+』をプラスした経緯があります。さらにブランディグ的側面を加え、「感動」を「つくる」会社というあり方を示すことで、掲載コンテンツの基準にも変化が生じました。私たちなりの視点で発信する、世の中の「今」を象徴的に映し出す情報が、読者の皆様のお役に立てるのが理想です。特にインタビュー企画(冊子では巻頭で展開)は、特に絞り込まず不特定多数の方々に向けた情報Idea4U vol.64特定の条件を満たす方が対象お客様・何らかつながりのある方々に向けた情報「こういう会社がある」と知ってもらう最初の一歩2023 Winter関連記事回遊、サービス検索、問合せ接点からフジプラスへの関心が生まれさらに情報入手広く一般の方が対象あらゆる角度から、業界や切り口、さらには語っていただく方自身の多様性を考慮した構成を目指しています。 また、大阪商工会議所が2025年大阪・関西万博の万博共創チャレンジとして参加されている活動の1つに「関西中小企業を大阪・関西万博に向けてアピールする会」[※1](構成メンバー:毎日放送、MBSラジオ、大阪商工会議所、吉本興業ホールディングス)があることを知りました。この偶然が、日々の企業活動をSDGsの枠に当てはめることで自らの特長を自覚しアピールのヒン トになると気付き、「私たちのSDGsソングを作ってほしい!応募してみよう!」という機運につながりました。 インタビュー企画コンテンツは、より広く世の中とつながる「扉」のような役割です。時代を現す「空気感」という共通項をお持ちの多様な方々に「今」を語っていただくことで、従来Idea4U(冊子)及びIdea4U+(web版)+コーポレートサイト内ニュース記事今回の場合テレビ番組の1コーナーを通じた発信適切な情報発信のため、「何をどう伝えるか」を明確にしておくことで、社内外で終始一貫してブレない説明が可能になる。フジプラスとしてまずどう考えるのか?を整理発信情報の整理が大前提「理解してほしいこと」は明確に マーケティングとの連携や自社特性の活かし方を探る 既存の枠を超えていける!外の世界へとつながる「扉」自らを知ると見えてくる未来のシナリオ③伝えたいことは正しく具体化!実録!フジプラス式情報発信の進め方
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