で巨大なアート作品が完成し、人々の注目を集めた。鳥小屋に転用する。 このように、SDGsを意識した取り組みが、環境意識の高い消費者に向けたPRになる。のできた人はかなりラッキーな広告だった。7Idea4U vol.632022 Autumn■家具の再利用マニュアル 世界的家具メーカーがカナダのサイトで、不要になった家具の再利用説明書を公開した。 再利用法は12種類あり、3つのカテゴリーに分類されている。 初心者向けは、ガラス窓が大きいコレクションケースを、温室のようにして植物を育てるというように、製品を違う用途にそのまま利用する。 中級者向けは、ポリプロピレン製のキャリーバッグに鉢植えを入れて壁などに吊るすというように、簡単なDIYでOKだ。 上級者向けは電動工具などを使う作業を要する。木製のサラダボウルは 2つ組み合わせ、片方には穴を開けて■バスの曇った窓に 2020年の年末から正月にかけて、東京で都営バスの広告が話題になった。 バス車内外の気温差が大きく、雨などによって湿度が高くなり、窓に結露が発生すると、窓に誰かが指で落書きしたかのような文字で、大ヒットアニメのテレビ放送の告知が浮かび上がる。透明な結露防止スプレーにより、結露したときにのみ現れる仕組みだ。 この広告を見ることができるのは、新宿駅と渋谷駅を発着する6台のバスのみ。発着時間は非公表で、天気に左右されるということもあり、見ることSDGsを意識した取り組みがPRにつながる■給水機を置く雑貨店 プラスチックゴミの削減が求められる今、日本の大手雑貨チェーンではその対策の一環としてオリジナルのマイボトルを販売している。容量は330mlで平べったく鞄の中で場所を取らないと好評だ。 そして一部店舗では店内に給水機を設置して充填できる。水道水を使用しているが、浄水器を通しているのでカルキ臭はなく飲みやすい。同社で買ったボトル以外でも自由に利用可能だ。さらにオリジナルアプリでは給水機がある店舗や公共機関を検索できる。SDGsに関心の高い人の来店が増えているようだ。麦畑、曇った窓ガラス 意外なところに出現する広告■大麦畑のビール広告 メキシコの広大な麦畑の一部が刈り取られた。全長50メートルで、巨大なビールボトルが描かれている。かつてイギリスで騒ぎとなったミステリーサークルを彷彿とさせるような光景だ。 メキシコでも新型コロナウィルス感染症の拡大防止のために飲食店でのアルコール提供が禁止になり、ビールの消費が落ち込んだ。そのために大量 に余った大麦の生産者を救うため、大手ビールブランドが同国産大麦を全 て買い取った。その大麦を使った新製品を発売し、そのプロモーションとしてこの麦畑の巨大ビールボトルが描 かれた。 2週間の準備と、農家の協力で6日間
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