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インナーブランディング施策としての『STORY BOOK』 企画のポイントト資料1 ミッション・ビジョン・クレドの理解・浸透のためのツール。初年度/2年目比較。FY2022版社長のヒアリングの結果、まずコンテンツ自体の再検討が必要と判断。手元に記録として残せるツールへの要望から、記入式の冊子を考案。Idea4U vol.62STEP 1STEP 2根拠を明確にするために一部社員のグループインタビューを実施。STEP 3STEP 4バリアブル印刷(各自の社員番号・名前入り)でパーソナルなツールに。2022 SummerFY2021版STEP 1ブランディングミーティングの対話から、自分たちが抱える課題を抽出。STEP 3社内でクレド体験談を募集し、新たな価値共有の手段の1つとして掲載。STEP 2「感動」を「つくる」企業として目指すゴールイメージの共有や議論重視。STEP 4共感できる情報が加わり、『STORY BOOK』の存在感も1段階アップ。 ブランディングという言葉を耳にする機会は、ここ数年で増えてきた印象です。ただし、当事者としてブランディングに関わる機会は?となると、まだまだ少ないかもしれません。ここにはいくつか心理的かつ物理的側面でハードルがあるのです。「大企業でない限り難しいのでは?」「大切なことだと理解しても、どうすればいいかわからない」「対応する人がいない」等々。でも、ちょっと考えてみましょう。これだけ流動的な世の中ですから、ブランディングにも正解などないわけです。だれもが試行錯誤の日々だとすれば「とにかくやってみる」という姿勢もありなのでは?ということで、実践してみた弊社のインナーブランディングへの取組みをご紹介いたし ます。まずは自分たち(会社、仕事、メンバー等)を正しく知ることから!という発想での企画でした。今日からできるインナーブランディングとして参考になれば、という思いです。 インナーブランディングとは、自社の理念やブランド価値を社員(メンバー)で共有できるよう実施するブランディング活動のこと。自社のブランド価値を正しく理解し、体になじませる(浸透させる)イメージですね。だれもが理念やブランド価値を正しく理解して共感が生まれると、企業活動が活発になり成長につながるため、注目されています。新しいことをスタートする際に、一番やってはいけないのは「最初から完璧を目指す」こと。これは、仕事に関しては普遍的教訓かもしれません。「やるならちゃんとしなくては!」と、必死でリサーチし集めた情報に溺れ、迷いに迷って前に進めず何もできないまま数か月、というのは避けたいですね。まず、数年スパンの目標設定は必須ですが、一足飛びにはたどり着けないので、期間を区切って目の前のことから着手します。先を見据えるのは重要ですが、足元を見なかったばかりに落とし穴にはまることのないよう、少しずつ試しては学び、調整し、を繰り返しながら確実に歩みを進めます。意味のある失敗は確実に次に生かせますから、ある程度の失敗を想定しつつ、サブ案を用意して臨むぐらいでちょうど良いかと。 では、弊社ではどう進めたのか?ですが、スタート段階では、担当者1名で対応しました。「それで本当にできるの?」という声が聞こえてきそうなので先に答えると、工夫次第で可能です!新規企画としては、数名でプロジェクト化し動かすのが一般的でしょう。ただ、先に触れたように、情報に溺れて何も動かせない状態に陥る危険性も大で、皆さんも多少8の「失敗談」はご経験ありますよね。これをすっきり解決させたのが、1人作戦。タスクによって向き不向きがありますが、この場合はハマりました。とはいえ1人で完結させるわけではなく、進める段階ごとに、「(メンバーの)外付け」機能を加えて進める方式です(※P9資料2・3参照)。横断的な協力が欠かせない仕事なので、担当者は、交渉力や、コミュニケーション力を基準に選定するのをお勧めします。迷っている暇があったら意見を聞こう!と、例えば社内チャットで即コメントを送る日々が続くような感覚なので、頭と手を同時に動かしながら考えるタイプがぴったりです。 一部例外はありつつも、基本このフローで進めた結果、現在までにインナーブランディング施策で形になったものも多数。それらは「体験コンテンツ」と「ツール類」に大別できます。そこで今回は特に、『STORY BOOK』と名付けた社員向け冊子制作にフォーカスします。会社として向かうべき方向を明確化し、ミッション・ビジョン・クレドとしての再構築を目指した中で、派生的に生まれた企画でした。新規第1弾と、続く第2弾それぞれポイントを解説します(P8資料1参照)。そもそもなぜインナーブランディングなのか?  まずアイデア!次の決め手はカタチにするためのシナリオ自らを知ると見えてくる未来のシナリオ①「できることから始めよう」が合言葉実録!フジプラス式インナーブランディング

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