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 スマートフォンを、iPhoneからAnd roidスマホへあるいはその逆への機種変更を考えているが、OSやボタンの配置が変わり、使い勝手が悪くなるからと二の足を踏んでいるユーザーは少なくないだろう。 そこで、Androidスマホを製造するメーカーが、iPhoneを使って同社のスマホの操作を体験できる専用ウェブサイトをつくった。 iPhoneに標準装備されているブラウ ザアプリでそのサイトをホーム画面にブックマーク追加。表示されたアイコン をタップして再びサイトを開くと、And roidのアイコンが並ぶ画面になる。まるでAndroidスマホを手にしているようだ。 メッセージや電話のアプリではダミーの書き込みや通話があり、利用を疑似体験できる。 カメラを使うことはできないが、写真のアイコンをタップすると、カメラの使い方やAIによる最適な設定、ハンドサ インでシャッターを切れることなどが動画で説明される。 また、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどと連携するアプリをタップすると、その製品の紹介文が表示される。 全ての機能やアプリを使えるわけではなく、別のメーカーのAndroidスマホは使い勝手が違う。しかし、これで乗り換え前に試すことができると、SNSを中心に話題を呼び、234の国と地域で550しみたいが、自然を汚したくない。と、考える多くの若者に大好評となった。万人のiPhoneユーザーが利用した。容器を商品のパッケージに使用して、SDGsに関心の高い消費者の声に応えようとしている。7Idea4U vol.622022 Summer■CO2排出量をパッケージに記載 原材料に乳製品を一切使用していないアメリカのアイスクリームブランドは、パッケージにCO2排出量を表示している。 同社のアイスクリーム1パイント(約570ml)を作るのに排出されたCO2は0.76kgCO2e。乳製品を原材料とするアイスと比較すると34%少ない。 乳牛の飼育過程で多くのCO2が排出されるが、乳製品を使わない同社のアイスはCO2の排出が少ない。そのことがパッケージからわかる。 また、サトウキビで作った紙製の機種変更後のスマートフォンを疑似体験SDGsを意識した活動がプロモーションにつながる■オール天然素材のビールバー イギリス西部のリゾート地・コーンウォールのビーチにSDGsに配慮したオープンテラスのビールバーが期間限定で開設された。 カウンターもソファもテーブルも砂を固めて作ったもの。テーブル席では夜、竹を編んだランタンを灯す。このように設備は天然素材を使用し、シーズンオフにすべての素材をリサイクルできる。 バーを開設したイギリスのビールメーカーは自然環境保護の重視をアピールしていて、設計はエコ建築の専門家に依頼した。 新型コロナ感染拡大防止のための規制が緩和されたら、屋外でビールを楽

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