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第3・第4日曜 午前6:30~7:00関西テレビの番組や社としての取り組みについて、より多くの、より掘り下げた情報を提供し、視聴者の皆様の声に耳を傾け、さらに身近な放送局となるための情報提供番組です。『カンテレ通信』毎週土曜午前5:55~6:00シニア世代から小さなお子さんまで楽しめるオリジナル体操!円広志の作詞・作曲・歌のオリジナル体操ソングにも注目♪楽しく元気になる体操を皆さんに提案します!『関純子アナのゴーゴー体操』関 純子(せき じゅんこ)カンテレアナウンサー大阪府出身。大阪大学人間科学部卒業。 「痛快!エブリデイ」の司会を落語家・桂南光氏と約15年担当。現在「関純子アナのゴーゴー体操」「カンテレ通信」「発見たまご!ころころコロンブス」「カンテレNEWS」などを担当。イベント司会、講師でも活躍。レクリエーション介護士2級取得。一男一女のママアナ。関西テレビ放送株式会社については、こちらからご覧いただけます。  https://www.ktv.jp/員への配慮が進行をスムーズにし、良い成果をもたらすそうです。司会の仕事の前には、その場に集う方々の属性、話のテーマやカテゴリー、時間帯、会場、スタジオセットを事前確認し、声のトーン、衣装・アクセサリー、ヘアアレンジを想定するというお話は、プロ意識とは決して手を抜かない、基本の積み重ねだと理解しました。オンライン・コミュニケーションも怖くない!新常識さえ理解できれば基本は同じ 伝えるプロとしての極意は、一般のビジネスパーソンにも当てはまる時代が到来したと実感しました。対面での会議や商談が制限される状況では、「阿あ吽うんの呼吸」「暗黙の了解」が通用しなくなり、以前は当たり前だった技が発揮できず苦労する方も多く、個々の「伝える力」が交渉の行方を左右するようになりました。これに加えて、マスク問題です。「マスク生活が長くなって顔の表情に無頓着になると、感情が見えにくくコミュニケーション が難しくなります。せめて目は笑顔で!とか意識しないと感覚が失われるので要注意です」。こんな時代だからこそ、感情表現も大切。それと関連するのが、オン ラインで「リアクションがわからない問題」ですが、「ちょっと大きめにうなずいたり、手の動きをつけるのも良いですよ。画面という限られたスペースでの伝え方・見せ方のノウハウとして、手持ちフリップを使うテレビのニュース番組も参考になります」との見解でした。また、「コミュニケーションは双方向のやり取りなので、一方的に投げつけるような話し方でなく、相手を思って投げ合うキャッチボールでなくては」とも。 オンライン会議の慣れている方はご承知でしょうが、マイクの音声や受信映像などのトラブルも珍しくないため、「事前の音声チェックや照明の準備などが、直接会えない相手への気遣いとして受け止めてもらえる」との意見にも共感しました。「話をするためにこれだけ準備しましたよ、時間を使っていますよ、という事実は、信頼関係を築く第1ステップ。恋愛でも、デートを盛り上げるため一生懸命考える姿は相手の心を動かしますよね。相手を気遣って行動する意味では、ビジネスでも同じ」との見解も、ごもっともです。こんなにも「画面を意識して過ごす日常」が新常識として短期間で押し寄せた驚きと共に、「伝える力」の新たなリテラシーが語られる世界が出来上がっていることを、改めて実感しました。今や、テレビ局も例外ではない!新発想で既成概念を超えてゆく 昨今、各業界でビジョンやブランドの再定義が話題ですが、テレビ局も例外ではありません。広く情報発信する従来の役割にとどまらず、直接視聴者の方と触れ合う試みも進んでいます。そのひとつがレクリエーション介護士の資格を取得して臨んだ2020年10月スタートの朝の体操番組『関純子アナのゴーゴー体操』です。シンガーソングライター・円広志氏の作詞作曲によるオリジナルソングに合わせたスタジオでの体操と、高齢者施設への訪問で構成(※コロナ禍の制限の中、配慮しながら実施中)。地域密着型コンテンツとして、ふれあいを通じて元気を届けるまでが一連のストーリー。「私まとめ■「表現のプロ」アナウンサーのノウハウが、ビジネスシーンにも活かせる時代。■「伝えること」の本質はわかりやすさ。伝えたい相手に対する心遣いが全て!■テレビという枠を超え、地域密着で視聴者とふれあう新しいカタチに進化中。の親世代の方々が、『いつもテレビで見てたよ~』と気さくに接してくださいます。一緒に体操したり、昔の映像を見ると皆さんいい表情です」という効果も出ているそうです。2021年3月末には、ラジオ大阪の深夜枠で、関西テレビ・アナウンサーがラジオパーソナリティーをつとめる『カンテら!』がスタート。リスナーとの距離の近さの醍醐味や、声の表現力など改めて学ぶことも多いそう。「数年前の『超えろ。カンテレ』キャンペーンの時、自分の枠や考えを超えろ、と意識してきて、私もアナウンサーの仕事を超えたのかな?」との、ご自身の感想でした。誰もが、メディアを使って発信できる時代、巷ちまたにも面白い動画が多い中、テレビ局はどうあるべきかは大きな課題かもしれません。ただし、私たち素人が情報発信にトライして、やはりテレビ局のノウハウ、プロの仕事は違う!と気付かされるのも事実です。今回語っていただいた、「表現のプロ」としての知見については、実務経験に基づく貴重なお話ばかりでした。私たちも、ますます求められる「伝える力」を、いろんな角度から学んでいきたいものです。(株式会社フジプラス) 3Idea4U vol.582021 July

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