idea4u_vol50
10/12

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、企業の取り巻く市場環境のデジタル化に対応するため、 企業が行なうあらゆる活動やビジネスモデル、あるいは組織や文化、制度そのものを変革していく 一連の取り組みのことをいいます。よって、単にデジタル化(デジタライゼーション)やシステム対応ということではなく、いくつかのキーワードを踏まえながらこれからの時代に応じた競争上の優位性を 確立するための「仕組み」を作り変革をおこすことが目的となります。ITは「経費」であり、生産性向上や期間短縮が命題であるITは「投資」であり、変化への即応や価値の創出が命題である・クラウドやデータ、AI・RPA等を駆使して競争力を高める。・ROI(投資対効果)で評価をし、貢献すれば投資拡大をする。・柔軟で迅速、試行錯誤が大事にされる。・競争力の源泉として「内製」を実現する。・アジャイル(素早い・俊敏に)でビジネスを成功させる。・生産性が向上し、コスト削減や期間短縮をする。・ITをコスト削減の武器として使う。・安定性や高品質が最重要となる。・コスト削減のためには「外注」でも構わない。・仕様書通りに情報システムを完成させる。「人」主体でビジネスを動かしITを使う「人」や「モノ」をITと繋いでビジネスを動かす短期視点ではなく、3~5年での中長期視点で転換を目指す。組織や案件において、部分最適にとどまらず全体最適を見据える。個別のITツールではなく、連携に柔軟なITツールを採用する。「デジタル利用」から「デジタル変革」へのイメージDXを推進する際に注意すべき主なポイントこれまでのITこれからのIT10Idea4U vol.502020 MarchDX(デジタルトランスフォーメーション)既成概念を見直し、これからの時代に対応するための「仕組み」づくりについて

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る