idea4u_vol49
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各種受賞歴すべきか」絞り込んだプロセスは非常に興味深いところ。第4次産業革命が叫ばれる中で大きな利益を生み出せる事業を突き詰め、AI、ロボット、IoT等のキーワードから、農業ロボット、医療ロボット、FA(Factory Automation)案が出たものの当社の実力では非現実的でした。また、サービスロボットも、時期尚早との判断で断念します。そこで、大手が未参入で、自社ノウハウで十分お客様に喜んでもらえるソリューションを提供できるのは、教材分野だと気付きました。教材が儲からないのは承知の上でしたが、FAのような精度と耐久性は求められないため、研究開発コストを抑えるメリットがあります。さらに、教育分野はメディアとの相性が良く(プレスリリースも取り上げられやすく)広告費もさほどかからないのも特長。事実、後に開発商品第一号となった先進技術人材輩出教材ロボットTOMOT™-Aro1(上記参照)は、全国紙をはじめ全37紙で取り上げられ話題に。多額の広告費を使うことなくブランディングできるのは何より強みです。 日本の大学で、世界標準の次世代技術を学ぶ教材として作ったTOMOT™-Aro1ですが、「こんな教材あります」では響きません。学生は、自分の人材価値をいかに高めるかを基準に大学を選び始めていると、経営層に発信しているそうです。小学校でのプログラミング教育開始にあたり、小学生向け教材として世界初のプログラマブルロボットクリーナー(取材時、国際特許出願中・国内特許査定済)も準備中です。プログラミングの主たるの目的は、コンピュータやロボットに人間の仕事をさせることであり、掃除は、小学生が理解しやすい仕事として、効果測定もしやすく達成感も得やすいのが開発理由とのこと。これは、文部科学省が打ち出している、思考力、素養が身に付くように、という基準にも合致しています。挑み続けているからこそ見えたこれから進むべき方向とは 「客観的視点であえて言うなら、日本企業全体で、世界のトップを目指す意識が少なすぎます。守りに入って挑戦しないのは、未来を失うということ。企業に多少体力があるなら、リスクを許容し大きな利益をとりに行くべきでしょう。この現状に一石を投じたいのです」。怖がらずに飛び込んだ結果、AI・ロボティクス推進室で取り組む商材3種は、いずれも世界初。「足りないものは後でなんとかする文化は日本企業では稀で、自前でできないことは断念しがちですよね」との指摘に納得です。仕事で何らか役割を言い渡された時に、そういう思考に陥った経験がある方も少なくないはず。「できる範囲で考えず、どうなりたいかのゴールから考えます。あとは勇気と行動あるのみ。どちらも原資はただですよ(笑)」とは、まさに正論です。 新たに道を切り開く人は、そうでない人より何倍も大変なので、評価されるかどうかわからない大変な仕事に意義を感じられず挑戦しない。この現象は、社会の仕組みも一因で、挑戦者に対して「いいね、応援してやろう!」という空気ができれば一変するはずです。当社におけるイノベーションの主眼は①発想の転換と、②「世界」視点。①は、ありきたりの切り口から攻めてもダメだということ。既存のものでも新しい価値を加えると、適切なターゲットへの発信力が強まります。そして、②は、勝負に出るならターゲットが一気に広がる「世界」の市場を意識すべきだということ。「ROSロボット教材は、国際特許出願中(取材時)ですが、取得後は、次世代ロボット分野のパイオニアとして世界をリードする立場を目指して攻めますよ」と語る上出室長の力強い言葉が全てを物語っています。古くから港町として外国との交易も盛んで、常に新たな文化発信拠点として歩んできた神戸から、最先端分野で世界をリードする企業としてさらに羽ばたこうとする姿は、多くの企業に勇気を与えることでしょう。若きリーダーの熱い思いは、日本の未来を良い方向に導く原動力となっていくはずです。(株式会社フジプラス) まとめ1右より、株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター AI・ロボティクス推進室 室長 上出 健治氏/主席AIアドバイザ 副課長 秋澤 正樹氏 2世界初 人型ロボットROS学習キットTOMOT™-Aro1[PCT国際特許出願中] 3経済産業大臣 はばたく中小企業・小規模事業者300社 生産性向上部門/日本弁理士会 知的資産経営フォーラム2018 知的財産活用奨励賞 知的財産戦略部門受賞/兵庫県2017年度 ひょうごNo.1ものづくり大賞「選考委員会特別賞」受賞1株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンター(略称 日本データー)についての詳細は、こちらでご覧いただけます。https://ssl.nihon-data.jp/■ 「人材ありき」の既存3事業に、新たな視点を加え、次の50年を担うべき新規事業をスタート。■ 新規事業は、既存のノウハウで満足のいくソリューションを提供できるかどうかの見極めが重要。■ 世界初にこだわり、世界を見据えてチャンレンジすることで、世界をリードする日本の自信を取り戻す!23マンガによる説明冊子3Idea4U vol.492020 January全長 354mm重さ 1,110g

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