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展示会からセミナー誘導におけるシナリオ例図3DirectSmileで可能なシナリオの基本イメージ図2セミナー案内EメールEメール未開封Eメール開封フォローセミナー申込ページセミナー案内をEメールでリマインドページ離脱フォローセミナー申込ページ受付完了ページ完了メール紙DM発送でリマインドパーソナルQRコードで個別に反応確認招待Eメールリマインダー1回目Eメールリマインダー2回目Eメール招待状(紙DM)リード獲得(Webフォーム)ランディングページ(Webフォーム)完了ページに連携できるようになり、いよいよ今の時代の多様化したコミュニケーションが本当に繋がり、本来あるべき偏りの無い施策が実現しはじめております。 また、デジタルマーケティングやデジタルコンテンツにはできない紙DMの優位性も、整理しておく必要があります。紙DMは、形として手元に残りやすいし、クリエイティブを工夫すればデジタルでは到底出来ない特別感を表現できます。その事を踏まえて、この紙の優位性をデジタル(システム)とどう掛け合わせるか。例えば、初来店された顧客が次回も確実に来店していただくために、顧客から得た情報を元にオファー付きの好みそうなコンテンツを個別印刷してサンキューレターとして自動的にタイミング良くDM送付するなどは有効でしょう。他にも、ECサイトの”カゴ落ち”と呼ばれる購入一歩手前の状況に対して、紙DMを送付することで購買率アップにつながる可能性があります。仮にEメールやSNS等のデジタルチャネルで発信したとしても、タイミングが悪いとすぐに埋もれて目につかなくなる欠点があります。そのコミュニケーションを補完できるのが紙DMであり、効果を最大化する役目として威力を発揮しはじめております。誰も置き去りにしない相互補完できるダイレクトマーケティング このような話をすると「デジタル×紙でマーケティング施策を実行するにも、システム投資等も大掛かりなのでは?」という声を聞きます。先に述べたDirectSmileはここ数年でイメージ バリアブルのみならずマーケティングツールとして大きな進化をしており、顧客データのリスト管理、Eメール配信、Webでのランディングページやフォーム設置、キャンペーンシナリオの作成等ができるようになっております。当然、パーソナライズした紙DMのデータ生成もシナリオ上で絞ったターゲットに対して即座に実行できるので、Eメールと同じように紙DMを自動で発送できます(図2・3)。 また当社では安定稼働するクラウドサーバー上で運用しておりますが、「マーケティングポータル」として企業単位でご提供できます。ダッシュボードでキャンペーン状況を閲覧したり、顧客リストを直接操作したり、部分的にコンテンツ編集などもできます。よって、多額のコストをかけることなく、反応結果まで測定できるクロスメディアキャンペーンが実現できます。 昨今、SDGs(エスディージーズ)において2030年までの持続可能な17の目標なども掲げられておりますが、その12番目に「つくる責任、つかう責任」があります。持続可能な消費と生産のパターンを確保するということで、紙の使い方もエコでなければなりません。コミュニケーションが時代とともに変革していくなか、使われず(認識されず)に捨てられる紙の広告はより淘汰されることになるでしょう。ダイレクトマーケティングは文字どおり、手法の話ではなく、当然マスが対象でもなく、あくまで個客に適切な情報発信をすることこそが本来の姿ではないでしょうか。(株式会社フジプラス)まとめ■ マーケティング活動は、繰り返し 実践しつつ結果数字を把握すべきで ある。■ デジタルで埋もれている情報発信は、紙で適切に補完できる可能性がある。■ DirectSmileは、デジタル×紙の施策が実現しやすいマーケティングツールである。5Idea4U vol.482019 November

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