idea4u_vol45
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■ツール:働き方について特集したフリーペーパー ■内容:イントロページで、各人の働き方についてのコメントと写真を掲載 ■仕様:A4×2ページ図②CASE STUDYグリッドコントラスト目的:多彩なバリエーションを示す目的:特に強調したい内容を大きく共通の素材複数の要素を整理して統一感を! たくさんの情報を、統一感を持って表現できるのがグリッドの魅力。多くの人をある程度均等に配置することで、まとまりのある紙面に。また、紙面に広がりを生むことで、“多様な”働き方が表現できています。左ページの男性に真っ先に視線を誘導! 強調したい要素に真っ先に誘導することができるのがコントラストの手法です。この場合は、左ページの男性がそれ。男性の情報がピックアップされるとともに、紙面にインパクトを与えることができています。■ レイアウトは、情報伝達と見た目の美しさのベースとなる、デザインの骨組。■ 伝えたい情報(内容)に応じて、最も効果的なレイアウトを選択していく。■ メディア・ツールの特性にも配慮して、伝わる(わかりやすい)レイアウトを目指す。まとめ人間の視線やツールの種類もレイアウト作成の指針 レイアウトに関しては他にも留意すべきことがあります。 「視線」もその一つ。人間には習性として、見たり、読んだりする際の目の動き(順序)に規則性があり、それに即して要素を配置することでより可読性が向上します。代表的なのが「Zの法則」です。横書きのチラシやカタログを人間が見る場合に、その視線はZ字のように左から右へ、そして、上から下へ流れていくことからそう呼ばれます。縦書きでは右上からスタートするので「逆走N字型」になり、WEBサイトでは「Fの法則」が推奨されます。この人間の行動心理に基づく法則は、レイアウトを考える上で指針になります。ちなみにこの視線は、作り手側でコントロールできます。例えば読ませたい順序は、矢印やグラデーション、数字などをあしらうことで誘導することができますし、目立たせたい要素は色などによって、より真っ先に目が行くように仕向けることができます。 また、私たちはメディアやツールの特性にも配慮して、先のパターンを選択します。要素を均等に見せるグリッドは、選びやすさを念頭にした商品カタログに、コントラストは、ひと目で引き付けられるという点で、ポスターや交通広告などに適しています。その他、余白もコントラストと同じくインパクト重視のツールに、反復はインデックスページなどに向いているでしょう。 このように作り手は、さまざまな事柄を勘案し、最適なレイアウトを模索して、形にしていきます。いかに効果的に情報を伝え、受け手にアクションを促すかというデザインの目的を達成する上で、レイアウトはその骨組となる大切なものなのです。(株式会社フジプラス)①テキスト私たちの働き方 WORK STYLES「働き方改革」と声高に叫ばれるようになって久しい。それは、休日確保や残業抑制に留まらない。オフィスの場所とその環境、福利厚生、個性を重視した仕事の進め方etc.働くとはどういうことなのかを問う中で、それぞれの答えがある。まずは、改革者たちのワークスタイルに耳を傾けてみよう。②写真私たちの働き方WORKSTYLES「働き方改革」と声高に叫ばれるようになって久しい。それは、休日確保や残業抑制に留まらない。オフィスの場所とその環境、福利厚生、個性を重視した仕事の進め方etc.働くとはどういうことなのかを問う中で、それぞれの答えがある。 まずは、改革者たちのワークスタイルに耳を傾けてみよう。私たちの働き方「働き方改革」と声高に叫ばれるようになって久しい。それは、休日確保や残業抑制に留まらない。オフィスの場所とその環境、福利厚生、個性を重視した仕事の進め方etc.働くとはどういうことなのかを問う中で、それぞれの答えがある。まずは、改革者たちのワークスタイルに耳を傾けてみよう。WORKSTYLES9Idea4U vol.452019 May
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