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具体的にイメージできるように、イメージできる最低限の属性を示したものです。この4つのパターンを基準にして、例えば、実際のビジネスに落とし込む際は、さらに独自の条件を反映させたペルソナを想定した上で、シナリオづくりを進めていくことになります。4つのペルソナ「コト」起点で見る購入者像 /イメージしやすく具体的に設定資料Aゆとりある生活の おしゃれシニア1京子さん 65歳/専業主婦(就業経験なし)これでいいのだ! わたし流シニア3幸子さん 70歳/独り暮らし(週2でパート勤務)自分スタイルでいく こだわりシニア2恵子さん 68歳/主婦+プチ起業(趣味感覚で自営)買い物はムダなし コスト優先シニア4和子さん 73歳/専業主婦(かつてパート勤務)イメージシニアのファッションってどんなイメージ? 皆さん、なんとなく、シニア世代の方々が若々しくおしゃれになってると思いませんか? 個人差はありますが、雇用延長の影響や意識の変化等もあって、実年齢より5~10歳若い感覚とも言われています。当人も周りも、「60代なんて、まだまだ若いよ」という認識ですよね。そんな流れの中で、2017年12月には、初の60代女性向けファッション誌が発刊される等、シニアのファッションマーケットもホットになってきています。無理な若作りではなく、年齢なりの「自分らしさ」に沿った自然体を目指すのが、最近の傾向と言えそうです。シニアのファッショントレンドも同時進行化? シニア世代にも流行の伝播スピードがどんどん加速しているのは確実でしょう。かつては、若い世代とシニア世代の間で、流行スタイルの同時進行は見受けられなかったのですが、最近では時差が縮まり、早い段階で「トレンド」を着こなすおしゃれシニアを目にする機会が増えました。それもそのはず!若い人はこのお店、シニア世代はこのお店、 と買うお店が完全に分離していたのは過去の話。今では、ファストファッション のお店では、カジュアル系、ファッショナブル系いずれにおいても、あらゆる世代の方が買い物する姿を目にしますよね。シニア世代の洋服の買い方として、ここ数年で見られる大きな変化でしょう。 とは言え、これは一つの事例ですので、もっと掘り下げる必要があります。個別にシニア世代の方にお話を伺うと、想像以上に「それは知らなかった!」という話がポンポン飛び出します。おしゃれはしたいけど「迷子」状態! シニア女性に、ファッションに関する本音を探るためにじっくりお話を伺うと、おしゃれに関して何らかコンプレックスを抱えているのが実情で妥協して服を選んでいる方も多いのです。「流行の服を着こなして、実年齢より10歳以上若く見られたい」「無理して若い服を着てるおばあちゃんって思われるのは嫌」「昔の感覚で服を選ぶとしっくりこない。似合う服がわからなくて困ってる」「自分ではまだまだシニアだと思ってないのにシニア扱いされるのが本当は嫌」(申し訳ありません!)「そもそも自分はまだシニアだと思っていない」(70代の方の例)等と答えつつも、最後は、「自分でもわかってはいるんですが、素直に受け入れられないんです」とおっしゃいます。ただ、どうも気持ち的にしっくりきていない、ということです。「どうありたいか」「どう見られたいか」で揺れる心 当然、加齢と共に体型も変化するのSILVER LAB「アクティブシニア」ホントのところvol.1 シニア×洋服シルバーラボでは、サイト上で2018年12月から『「アクティブシニア」ホントの ところ』をスタートさせました。シニア×1テーマの形で展開するコンテンツとして継続中です。そこで本誌でも、シルバーラボをより身近に感じていただこうと、連載形式で内容をご紹介していきます。普段シニア層とあまり接点のない分野の方でも、もしかすると何らかのヒントになるかもしれません。アクティブシニアのリアル情報が、ビジネスにおけるちょっとした「気付き」につながれば、と思っています。その第1回は、シニアと洋服の関係を切り口に展開します。10Idea4U vol.442019 March
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