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■アーティストの創作現場を中継 ブラジルでパソコンメーカーがPCブランドのPRにFacebookライブを利用した。 国内で有名なストリートアーティスト4人に、それぞれノートパソコンのトップカバーを1時間で自由にデザインしてもらい、それを同社のFacebookアカウントで、1日1人ずつライブ配信した。 特別なカスタマイズモデルが誕生する瞬間への関心は高く、ライブ配信は約2,160万人が計7975万6,000回見て、商品認知は12%UPした。カスタマイズモデルの展示会を開催し、現物はNGOに寄付した。その件もメディアに取り上げられ注目を集めた。 Twitterはツイートで情報を発信するだけではない。その「インスタントウィン」機能を利用したプロモーションが盛んになっている。 インスタントウィンは、ツイッターを通したプレゼント機能で、利用者が①専用アカウントをフォロー、②そのアカウントのツイートをリツイート、③リプライやDMなどで当選結果が通知されると、いう順序で利用される。 日本の清涼飲料水メーカーは、対象のツイートをリツイートすると、自動的に当落がわかるリプライが送られてくるキャンペーンを行った。プレゼントの当たり外れがすぐに分かり、おみくじのような楽しさがウケた。 コンビニの公式アカウントでは、イン■ライブ映像で場所当てゲーム アメリカ発祥のハンバーガーチェーンがフィリピンでライブ動画を使ったイベントを行った。 内容は、3店舗のうちのどこかから男性スタッフがFacebookライブで動画を配信して、彼の居場所を当てるというもの。 最初は店員の顔のアップが映るだけ。徐々にヒントを出して、ズームアウトし、店内や外の景色を映す。参加者はコメント欄に回答を書き込む。正解者は大人気メニュー「ベーコン・ハム・マッシュルームメルト」が無料でもらえる。 この企画の結果、同社のFacebookに対するエンゲージメント率は152.2%、ベーコン・ハム・マッシュルームメルトスタントウィンの即時性を最大限に生かして、唐揚げがその場で当たるキャンペーンを5日連続で実施。当選者は店舗で引換券をもらえるようにして、来店も促した。 インスタントウィンを使うと、アカウントがリツイートされるので情報が拡散される。 また、フォローを条件にするとフォロワーを増やすことができる。 さらに、すぐに結果が分かるので、参加する気になりやすい。毎日試してみる人も多く、その度に情報が拡散されることになる。 フォロワー増加と情報拡散を狙えるインスタントウィンの利用はこれからも増えるだろう。の売り上げも15%もUPした。ライブ動画を使ったマーケティングTwitterで情報拡散とフォロワー増加を狙う手段大あたり!!からあげプレゼント!@●○●○9Idea4U vol.392018 May
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