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5Idea4U vol.372018 January優秀賞作品の一部このような保有・提携コンテンツを活用したプロモーションのご相談もお待ちいたしております。高齢者を正しく理解していますか?2017年、日本国民の27.7%が65歳以上になり、いよいよ超高齢化社会に拍車が掛かってきました。私たちの身の周りにも、シニア市場に特化した商品やサービスが溢れ、一大市場となっています。しかし、それらには、本当に高齢者に必要とされ、受け入れられているのか、疑問に思えるものも少なくありません。シルバーラボの体感型リサーチ街頭リサーチとは本来の姿、真実を知るには、街に出て対象者をじっくり観察することが重要です。【街頭リサーチ例】街頭リサーチの観点【直接的】●店頭での購買傾向・行動特性 ●商品・サービスの嗜好 ●店員とのコミュニケーション全般【間接的】●会話や動きから、不満・不便な点の予測 ●加齢による身体的変化が与える影響 ●年代・性別やステージ別の特性予測 ●エリアによる特性予測目的に応じてリサーチ地点を設定して街頭リサーチを実施します。そこで収集した情報から仮説を導きポイントを抽出し、検討要素を提示します。その他にも、目的に合わせて対象者をリクルーティングしてのグループインタビューや、1対1で行うデプスインタビュー、各種モニター調査等、様々なリサーチを行っています。高齢者が「買いたくなるしかけ」ココがポイント-行動特性・体の変化を理解できて見えたこと-ワークショップ 3高齢化社会の中で、注目されて久しいシニアマーケット。あいまいなターゲット設定による販促施策の失敗を避けるため、理解しておきたい、高齢者の実像に則したアプローチとは。株式会社フジプラス 営業本部 営業第5グループ 次長 藤江 洋子~カフェ編/大阪~~カフェ編/神戸~~デパート編/東京~ひとまとめにはできない「高齢者」60代の方の4割が自分をシニアだと自覚しているが、9割はシニアと呼ばれることに嫌悪感を持っているそうです。ライフスタイルも健康状態も様々な幅広い世代、あらゆるステージにある人々をひとまとめにして、シニア、シニアと連呼することは、実は非常に危険なことなのです。フジプラスの高齢者マーケット支援プロジェクト「シルバーラボ」は、数値的な事実を踏まえた上で、「半径数メートル」から見える真実を読み取ることで、高齢者の実像を理解し、ビジネスを最適化する取り組みです。Idea4Uで連載しています巻頭インタビュー特集(本号は特別企画のため休載)もその活動の一環です。ややもすれば、様々なメディアで取り沙汰されているネガティブでセンセーショナルな出来事に目が行き過ぎて、実像を見誤っていることはないでしょうか?高齢者に関して「最近よく聞くワード」例通販カタログ紙面の実例① ~基本編~通販カタログ紙面の実例② ~表現全般~見にくさストレスを解消するだけでなく、訴求ポイントをシンプルに表現したコピーや、コーディネイト提案等で共感を得られる紙面づくりも重要です。クリエイティブのつくり方高齢者向けだから文字を大きくすればいいと思いがちですが、高齢者の感じている「見にくさ」は、文字の大きさだけではなく、形、色、背景とのバランスの総合的なデザインに起因するところが大きく、場合によっては、大きな文字が逆に見にくいと感じられることもあります。シルバーラボのこれからWEBサイトでの告知だけで応募総数1,574点(2017年11月現在)シルバー川柳シルバーラボの活動の一環として、2017年2月から募集を開始し、毎月優秀賞1名を選出・表彰しています「シルバー川柳」は、早くも1,500点を超える応募をいただき、コンテンツとしてもまとまってきました。現在、このコンテンツを社会に発信するべく、書籍化等の準備を進めています。ローションが 皺に染み入る 風呂上がり耳遠い ふりして生きる すべを知る気にするな きっとむこうも 忘れてる爺さんに 歳を聞いたら 3つ下
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