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7Idea4U vol.362017 November■インスタでテストドライブ アメリカの自動車会社がカナダのモントリオールで新型SUVのPRのためにインスタグラムを使った“試乗会”を行なった。 同社のアカウントに、新車を上から撮影した画像と、その上下、左右に矢印の画像が配置されている。利用者はこの矢印をタップして直進、後進、右左折を指示し、ドライバーがその通りに街中を運転する。この様子はインスタの「ストーリー」で動画配信された。 参加者の中から抽選で数名にサプライズプレゼントもあった。特賞は本物の新型SUV。予想外のプレゼントは大喜びされた。 のべ175万3,034人が運転を指示し■スーパーのポイントをゲームで デンマークの大型スーパーが、集客のためにオリジナル・ゲームアプリを作った。 客はスマートフォンにゲームアプリをダウンロードして、ゲームをする。それでゲットしたポイントを、このスーパーでの割引や、商品との引き換えに利用できる。 ゲームはシンプルなパズルで、子供からお年寄りまで楽しめるもの。ポイントは、ゲームの結果ではなく、プレイ時間に応じて付与されるので、ゲームが苦手な人でもポイントをもらえた。 アプリは20万件以上ダウンロードされ、多くのお客さんが来店した。て“試乗”を楽しんだ。■来店しなくても新車をチェック 日本の自動車会社が新車をタイでPRするためにスマートフォンのアプリを開発した。 アプリを起動し、スマホのカメラで他の自動車のナンバーを読み取る。そして、カメラをそのクルマに向けると、ディスプレイでは同社の新車と入れ替わっている。画面を見るとそこに新車があるようだ。 これで自宅に置いた時の様子などを確認できる。さらに、内装も細部にわたりチェックできる。試乗できなくても、新車をイメージすることが可能だ。 このアプリはSNSで話題となり、リ■来店でスマホ・ガチャができる 何が出るかお楽しみのカプセル自動販売機「ガチャ」の電子版「デジガチャ」を使って、大手ファッションブランドがキャンペーンを行なった。 ポイント会員に登録して全国にある同社の店舗に来店し、スマートフォンやタブレットなどのGPS機能を使って、店にチェックインすると、同社のサイトの画面上で「デジガチャ」を回せる。景品はオリジナルフレグランスやぬいぐるみ、オリジナルトートバッグ、クーポン券などだった。 「デジガチャ」の挑戦は1日1回で、プレゼントの引き換えは、チェックイン当日のみ有効。 スマホを使うが、店に来ないと挑戦リースから1か月でダウンロード数は8,000件を超え、実際に2,000台も予約注文された。できなく、引き換えも店舗のみとして、毎日の来店を誘った。ネットを使ったクルマの新プロモーションスマホのゲームが集客のツールになる

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