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10Idea4U vol.352017 September安価で大量に送信できる手軽さから、「メール」配信は多くの企業で販促ツールとして活用しています。しかし、各々の企業が一斉にメール配信してきた結果、世の中で配信されるメールのほとんどは読まれる前に埋もれてしまい、効果の得にくいツールと認知されつつありました。しかし、SFAやMA(マーケティングオートメーション)ツールの急速な普及に伴い、マーケティングに おけるコミュニケーション手段の一つとして果たす役割が変化し、再び活用されるようになりました。「メール」を取り巻く最新事情を実例を交えご紹介します。形式別メール配信が再注目されている主な要因元々、安価で手軽にできる「メール」にこれらの要素が加わり、スモールスタートで始められるOne to Oneマーケティングツールとして、再び活用されるようになりました。形式別・コンテンツ別に大きく4つの種類に分類されます。それぞれの特性を理解しつつ、内容に即した組み合わせを選択し作成することが重要です。■ メールの種類HTMLメールの作成が簡単に開封状況が確認でき、行動の可視化ができるABテストが簡単に実行できる相手の行動に合わせた段階的なメール配信可能にHTMLメールフォントの色や大小の変更、画像や動画の挿入など自由にレイアウトができるメール形式です。Webページさながらのビジュアルを表現が可能で、一度に多くの情報量を伝えることができます。ニュースレター製品情報・話題のトピックスなどの身近な出来事を全体に向けて送信するメールのことです。様々な切り口からコンテンツへ誘導し、「きっかけ作り」の役割を担います。テキストメール日常的に利用するメールと同様に、文章のみで構成されるメール形式です。飾り文字や記号、段落分けなどを工夫すれば見た目の良いメールを簡単に作成できることができます。ターゲティングメール特定の行動や属性でセグメントした、特定の人に向けた内容を限定したメールのことです。相手の状況に合わせて細かく内容を切り分け、特定のアクションを促す役割を担います。一人ひとりに内容を合わせたOne to One施策もメール送信で実施できます。コンテンツ別手軽で便利なメール配信をマーケティングツールに!最新「メール配信」マーケティングのご紹介

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