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6Idea4U vol.312017 January■義理チョコに特化 1個30円のチョコクッキー。コンビニやスーパーで販売され、安さと美味しさで長年根強い人気を誇っている。 しかし、お手軽なイメージから、バレン タインデーとは無縁だった。 そのチョコクッキーを製造・販売する会社が意外な形でバレンタインデー商戦に参入した。キャッチコピーは「一目で義理とわかるチョコ」。思い切りの良さがSNSを中心に話題となった。 30円と安いため義理チョコとして気軽に渡せる。もらった方もお返しをどうするか悩むこともないとして好評となった。■ハッシュタグで オープンが早まる アメリカのファーストフードがフランスで、新規オープンする店への期待を高めるためにSNSを使ったキャンペーンを行った。 開店工事中の店舗の前にオープンまでの日数をカウントダウン表示。これを見た人たちがFacebookやTwitterなどSNSに「早くして」というハッシュ ダグをつけて投稿し、その数が増えると工事作業員も増員して工事のピッチを早め、開店が早くなる。 ある店は投稿が3,200件もアップされて、予定より12日も早くオープン。 開店を心待ちにしていた大勢のお客さんが押し寄せた。■買い物でカップル マッチング企画 イギリスのスーパーマーケットが、買い物した商品からカップルマッチングをするバレンタインの企画を行った。 来店したのは独身男女32名。「金曜の夜のための買い物」というテーマで各自欲しいものを自由に買い物カゴに入れる。行動心理学の専門家が、参加者の選んだ商品からそれぞれの性格や行動パターンを分析し、ベストな組み合わせを選んだ。例えば、洗剤を選んだ男性と、日用品をカゴに入れた女性は、家庭的で気が合うというように。 16組のマッチングをして対面。少し会話をして、反応を見たところ、5組 がいい雰囲気に。その後、ディナーに■テレビCMの注目を横取り アメリカの2月といえば、全米の国民的行事「スーパーボウル」。テレビ中継には様々な会社がこぞってCMを流すことでも知られている。自動車メーカーもその例外ではない。 北欧の自動車メーカーはCMを放送していないが、この時間を利用することを考えた。 それは、他の自動車会社のCMがスーパーボウル中継で放送されている間に、Twitterで専用ハッシュタグをつけて、同社の車をプレゼントしたい人の名前をツイートすると、抽選でその車を1名にプレゼントするという企画。 アメフトで相手チームのパスを奪い取るプレー、インターセプトにかけて、招待し、バレンタイン・デートを楽しんでもらった。「史上最大のインターセプト」と題して実施し、視聴者の関心を奪い取った。風変わりなバレンタインデー・キャンペーンSNSで注目を集めるユニークな方法義理義理あと10日あと20日オープンまであと30日プロモーション集客・販促ヒント100選!!

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