idea4u_vol27
3/12

3Idea4U vol.272016 Mayポートするまでに時間がかかりました。最初は大変だが、一度整理してEメールを配信することで、次からはコンテンツがあればすぐに施策を実行することが出来るようになります。そういう意味では、リード顧客のリストを一元管理することはマーケティング活動をするうえで重要であったと言えます。シナリオAでは紙のDMを使いましたが、QRコードでWeb誘導したところ0.8%という結果でした。一方、シナリオBでは、紙のDM郵送後にEメールのタイミングを変えて2回配信したところ、4.9%の人がWebへ誘導されました。紙のDMだけでは効果が薄く、タイミングを分けて複合的に情報提供をすると効果的でした。また、来場者に当日資料のダウンロード案内を含めたサンクスメールを配信したところ、開封率は62.3%で、その後、推移した人は32%ありました。当日来場できなかった方には、展示会ブースレポートをメール配信したところ開封率が41.7%で、2.7%の人からの反応を得ました。同社は自社開発のWebフォント(TypeSquare)を持っており、画像処理を使わなくても自由度の高いWebデザインを可能としております。今回、Marketoで用意したWebページにも同社のWebフォントを使うことで、視覚的に良いままで素早くコンテンツを組み込める利点がありました。また、同社は自社開発の可変印刷ソフト(MVP7)を持っており、紙媒体で発信するデザインテンプレートさえ用意すればMarketoから抽出したCSVリストを取り込むだけで、顧客ごとの氏名の入った印刷データが素早く用意できました。今回の取り組みで、 紙のDMとEメールを複合的に送ることがより効果的であることが分かりました。また、自社内の眠っているコンテンツを有効活用できることが見えてきました。今後、マーケティング部門としてはリード顧客を増やす施策を実行し、獲得した有効な顧客情報を営業に引き渡すといったインサイドセールスを実践されるようです。(不二印刷株式会社)まとめ■マーケティング活動を継続的に実行していくために、数名でのプロジェクトとして取り組んでいる。■今後のマーケティング活動を考えて、Eメール配信でWebサイトに誘導してタギングするキャンペーンを実施した。■エンゲージメントマーケティングを考えると、シナリオを管理したり可変メールや可変印刷のためのシステムが必要なため、Marketoを導入し自社の可変印刷ソフトMVP7を活用した。イベント集客〜次イベントにつなげるストーリー来場者確認のためのオファー(抽選会参加フロー)ガチャガチャで抽選!Webサイト事前アンケートID番号持参チラシ記載のQRコードまたはURL特設サイトにアクセスし、アンケート入力スマホを持っていない人は抽選コーナー設置のiPadで入力抽選カウンターへリプライメール提示(スマホ又はプリント)受付IDチェックブース前で案内チラシ配布会場でのアンケートイベント当日次イベントの告知フォローアップ1ヶ月後自社製品告知メールイベント案内メール製品Webサイトで情報入手次期開催イベントイベント参加のための告知紙でスタート3週間前2週間前1週間前3日前前回イベント来場者へ紙のDM自社WebサイトYESメール告知2回目メール告知1回目NOWebサイトより参加申込み登録(アンケート付き)リマインドメール3日後サンクスメール来場者へ10日後ブースレポートメール不参加者へ顧客DBより紙のDMAB得られた検証結果Webフォントと高速バリアブルデータ作成

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 3

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です