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9Idea4U vol.212015 Mayプロモーション■自宅女子会向けの新サービス 「女子会」はブームというより、もはや定着したと言ってよいだろう。そのスタイルは飲食店や居酒屋で集まったり旅行に出かけたりと様々だが、自宅に集まるというケースも多い。 女子会向けの様々な商品やサービスも生まれているが、愛知県岡崎市の布団店は自宅での女子会に目を付けた。 一人暮らしの女性の部屋に何人も集まって食事やおしゃべりをして泊まる。しかし、布団が足りない。そのために、この店では女子会専用の貸布団サービスを始めた。布団はカラフルでかわいい柄もの。掛布団は羽毛布団で枕も付く。配達もしてくれて、1組1泊1500円(税別)。布団の洗濯や手入れは全て店がするので、お客さんは借りて使って返すだけ。これで心置きなく女子会を楽しめる。■ 子供向け万年筆が若者に大人気 日本の大手筆記具メーカーが初めて子供向けの万年筆を発売した。 子供向けなので、持ちやすく、かわいいデザインにして、価格は1000円に抑えた。 ところが、購入した人の多くは20代の若い人たちだった。パソコンやスマホに慣れた若い世代が、意外なことに、万年筆に対してオシャレという肯定的なイメージを持ち、多くの人が欲しがっていたのだ。 特に若い女性に人気で、「万年筆を使うと字が上手に書けそう」と思って購入する人が多い。彼等にとって万年筆は魅力的な文房具なのである。 この万年筆は発売から9カ月で売上は50万本を突破し、異例の売れ行きを記録した。■「いいね!」が鍵になるハンガーブラジルのファッションブランドが、吊るしたバーにロックされるハンガーをつくった。ロックの解除にはハンガーに表示されたナンバーと同じ数のFacebookの「いいね!」が必要だ。 「いいね!」が解除ナンバーに達すると、「いいね!」した人にQRコード付きのメールが届く。それをハンガーのバーに設置されたリーダーにかざすとロック解除され、服を取り出せる。 近未来的な仕掛けが人気となり、Facebookのページは約10万件のPVを獲得、「いいね!」は3000を超えて、すべてのロックが解除された。■Facebookでお客さんを育てる フランス製の鍋やヤカンなどのキッチングッズを販売する日本の会社が、Facebookを使ってリピーター客を増やしている。 まず、同社のページに「いいね!」をした人に、オンラインショップで使える5%割引のクーポンを進呈。自ら購入を希望する、関心が高い人たちである。彼等を逃さないことが大切だ。 次に同社はFacebookのページに、自社製品の鍋を使ったレシピを投稿している。「いいね!」をした人は、そのページに書き込みがあるとタイムラインに表示されるので目に触れる。レシピは、手作りが難しそうなパンや普段なじみのない料理。それを簡単に作れると教えることが、料理をすすめることにつながる。 そして、同社では投稿に対するコメントにはすべて返信をして、コミュニケーションを取っている。 このようにFacebook上で交流を持ち、自社製品のファンになってもらうことが、リピーター客獲得につながる。貸布団、万年筆、意外なところにニーズがあったファッションブランドと料理グッズの「いいね!」活用法

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