idea4u_vol19
9/12

9Idea4U vol.192015 JANUARYプロモーション■自作の手編みクーポン フランスの編み物用品店がクーポン 企画を行った。割引率は5%、10%、15%、20%の4種類あるが、クーポン券をつくるのは店ではなく、お客さん自身。割引率が書かれた編み物のデザイン パターンを店が発行し、その通りお客さんが編むのだ。 割引率が上がるほどパターンが複雑になるため、上手な人ほど多く割引が受けられる。 お客さんがつくるクーポンは話題になるだけでなく、クーポン券を印刷する経費の節約にもなった。■ピザが焼ける時間で クーポン獲得クイズ 世界的にチェーン展開をする宅配ピザショップが、日本でネット注文時にクーポンがもらえるクイズを行った。 同社のサイトで注文するとクイズ番組風の映像が流れ、スタートボタンをクリックしてクイズ開始。正解してもらえるクーポンは、クイズの難易度に応じて、EASYはピザ10%OFF、NOMALは20%OFF、HARDは50%OFFと分かれていて、スタート時に選択する。 答えのシンキングタイムはピザが焼けるまで。店が混みピザのできるのが遅いと「ここでキミにボーナスタイムだ!」とのアナウンスが流れ、シンキングタイムが延長される。クイズで獲得したクーポンは次回の注文から利用できる。 難易度がHARDで50%OFFクーポン を獲得できるクイズは、問題と回答がネットに流出しているので、事前に検索して答えてもOKだ。 テレビのクイズ番組に参加したような楽しいクーポン企画は多くのお客さん に好評だった。■食材をツイートすると 料理を教えるサービス ブラジルの大手マヨネーズメーカーが、ツイッターで料理のレシピを教えるサービスを行った。 利用方法は簡単で、同社の公式アカウントに、使いたい食材と専用のハッシュタグをつけてツイートするだけ。会員登録も何もいらない。それだけで、 すぐに希望食材を使った料理が自動返信される。 その仕組みは、9種類の食材でも36万通りの料理レシピを有するレシピサイト と提携して、食材から自動的にレシピを検索するようになっているのである。  このツイートサービスは好評で、開始当日だけでインプレッション(ツイートが見られた数)は2200万件に達した。■無料配布の店舗と合言葉を ツイッターで告知 首都圏を中心に展開するアイスクリームショップが、夏の2週間期間限定で毎日、ミニカップの無料配布キャンペーンを実施した。配布は午後3時から先着50名で、もらうためには合言葉が必要だ。 配布する店舗と合言葉は毎日違い、それはツイッターで告知された。 そのため、アイスが欲しい人は毎日そのお店のツイッターをチェックすることになり、フォロワーが増えた。当然来店促進につながり、さらに「ここに店があったのか」と告知することにも役立った。 もちろん、キャンペーン終了後も引き続き、フォロワーへ店のPRをツイートすることができる。ただもらうだけではつまらない!注目を集めるおもしろクーポンツイッターで行う、リアルタイムな販促事例

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る