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10Idea4U vol.182014 NOVEMBER関西では印刷業界初取得！不二グループが取得しているISO規格のご紹介　2014年9月、不二グループ（不二印刷㈱本社・伊丹工場・伊丹物流センター・東京支店、不二グラフィック㈱）は、事業継続マネジメントシステム（Business Continuity Management System：BCMS）の国際規格「ISO22301：2012」の認証を取得いたしました。この規格は、関西では不二 グループが印刷業界初の取得企業となります。今回は、不二グループが以前より取得している「ISO14001」「ISO27001」と共に、3つのISO規格の概要をご紹介いたします。以下の３つは、現在不二グループが取得しているISO規格です。〈概要〉　重要な製品の供給やサービスの提供を中断するリスク（天災、火災、金融危機、疫病などの災害や事故・事件） を管理し、インシデント発生時における企業活動への影響の軽減や未然防止に取り組みます。　インシデント発生時の初期/初動対応計画を記したインシデントマネジメント計画書（IMP：Incident Management Plan)、事業継続や事業復旧に必要な活動を明示した事業継続計画書（BCP：Business Continuity Plan)、事業復旧プロセスを明確化した事業復旧計画書（BRP：Business Recovery Plan）を策定することによって、万が一、インシデントが発生した場合にも、重要な製品及びサービスの提供を維持できることが期待できます。　　また、インシデント発生時の的確な対応力、素早い復旧、事業継続による競争力の強化が図れます。助けてくれまへんか？伊丹工場パートナーもちろんですとも！工場浸水してたのに・・・？B C M S3コマでわかる国際標準化機構（International Organization for Standardization）のこと。国際的な標準を定める機関で、ISOが定めた世界共通の国際規格をISO規格と呼びます。「ISO9001（品質）」、「ISO22000（食品安全）」といったように、目的により規格が異なります。ISOとは〈不二グループでは〉　大きな災害をきっかけに、事業継続という考え方が広まったことや、サプライヤーチェーンの高度化など様々な技術の発達に伴い、 一企業が事業中断すれば、利害関係者に多大な影響をもたらすリスクが発生しだした背景から、企業が事業継続に真剣に取り組む必要が出てきました。　不二グループでは、インシデントが発生した際、重要な製品及びサービスの提供を継続し、早期に事業再開できるよう事業継続計画(BCP)の策定に取りかかりました。BCPをより効果的・実践的に運用するための管理体制であるBCMSをグループ全体で構築すべく、インシデント発生時の対応手順の妥当性を高め、演習や内部監査などを行い、認証を取得しました。事業継続性を重んじて、様々なリスクへの備えを強化しますISO22301/BCMS（事業継続マネジメントシステム）