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9Idea4U vol.162014 JULYプロモーション■カップうどんのアンテナショップ 東京・渋谷駅構内にある立ち食いそばのような店が話題になった。この店のメニューは、そばではなくカップうどん。インスタントラーメン会社の直営店で、同社が全国各地で販売している地域限定のカップうどんを集めた店である。 ご当地うどんは東京の人にとって知らない味、地方から出て来た人には懐かしい地元の味で人気となっている。値段は1杯200円で、コンビニで買うより高いが、駅の構内で素早く食べることができるので、ビジネスマンにも好評だ。1人5個までお持ち帰りもできる。■1杯100円で新潟各地地酒を 新潟・越後湯沢駅にある日本酒販売所では、日本酒ソムリエが厳選した県内のすべて酒蔵の代表銘柄95種類、おすすめ銘柄22種類、合計117種類の利き酒ができる。 その販売方法がユニークだ。店内には、銘柄別で注ぎ口のついた機械が並んでいる。客が希望銘柄の注ぎ口におちょこを置き、コインを投入すると1杯分注がれる(コインは5枚で500円)。ゲーム感覚で楽しめることもあって、いつも人があふれている。舌に自信のある人は、利き酒テストもできる。 また、店内に日本酒ソムリエが常駐しているので、酒に関する質問もできる。 さらに、昔は塩を舐めながら酒を飲んでいたため、利き酒をした人は、日本酒ソムリエが厳選した全国各地の塩をつまみにすることもできる。 いい酒を、新しい形で楽しみながら味わう空間で、酒好きな人はもちろん、日本酒に馴染のなかった人からも評判になっている。■Facebookで客の心をつかむ 東京・三田にあるカレー店Aでは、Facebookに店の写メつきチェックインを書いたお客さんが、友達から30個の「いいね!」を集めたら、50円引きの特典を受けられるというサービスを行っていて、学生を中心に人気となっている。 それに加えて、9辛の激辛カレー完食、超大盛り完食などの条件をクリアした人は、店の「マスター」ファンとなって、試食会イベントに参加できる。 店のFacebookのページでは、来店したお客さんの写真を多く紹介して、店の楽しい雰囲気を伝えて、ファンを増やしている。キャンペーンや新メニューもこのページで紹介するため、お客さんは店のFacebookから目が離せない。■口コミメディアとして活用 長野県飯田市にあるカレー屋Bは、店舗が市街地から離れたクルマでないと行きにくいところにあり、客を呼ぶためにFacebookを始めたが、当初はあまり効果がなかった。 だが、Facebookを利用していることから、月に1回、朝に店でFacebookの勉強会を始めたところ、20代から70代までのSNSを仕事やプライベートで役立てたいと思う人が集まってくるようになった。勉強会といっても講師はなく、参加者がノートPCやタブレットを持ち込んで教え合う気楽な会で、しばらくして夜にも開催するほどの人気になった。 すると、勉強会で店を知った人が常連客となり、さらにFacebookに店のことを投稿して口コミで話題が広がって、お客さんが集まるように。中には、名古屋や豊橋、関東、東北からもドライブや旅行のついでに立ち寄る人もいるほどの人気店となった。各地の味を、意外な形で楽しめるエキナカ店Facebookを集客に利用するカレー屋

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