[終わりに]苦手意識の克服のために自分自身を表現してみる自身の成功体験をシェアし良かった要因を言語化するまとめ事例B事例D2025 Spring事例A事例C事前質問1事前質問2議論の概要参加者の気付き議論の概要参加者の気付き議論の概要参加者の気付き議論の概要参加者の気付きディスカッション実践例 ❶マネジャーとして、この1年で「自分自身を勘違いしていた」「実は自分を正しく自覚できていなかった」と気付いたことは何ですか?ディスカッション実践例 ❷この半年~1年ぐらいの期間で、マネジャーとして「メンバーのマネジメントに関してここがうまくいった」と実感できたことは何ですか? こうした企画は、実施だけが目的にならないよう、実施前後で参加者自身が変化を実感できてこそです。実は、スタート時は緊張気味の方も多く、特に自己開示が苦手な方は、「伝える」「表現する」に膨大なエネルギーを要していましたが、次第に躊躇せず発言する姿勢にシフトしました。これも、マネジャーに求められる「伝える力」です。さらに別の効果として、部署を超えて思いを共有できたことで、相手の状況を想像しやすくなったり、通常の会議や、日々の打ち合わせ時にも積極的な発言が増えたりして、変化が生まれました。探り探り始めた企画でしたが、こういうことなら、皆さま方も、小さな一歩として始めやすいかと思います。マネジャーがメンバーと向き合い、適切な言葉を選んで接することで、メンバーが安心して仕事に集中できれば、あらゆる成果につながっていくはずです。すぐさま明確な答えが出るものではありませんが、「継続は力なり」ということわざにもあるように、地道に取り組む大切さを強調しておきたい、と思います。■ ディスカッションを通じて、自分自身を再発見し、仲間の言葉から学びを得る機会も必要。■ マネジャーとして「どう伝えるか」は、メンバーとの信頼関係構築にも欠かせない要素。■ 「正しく伝える力」の強化によってマネジメントの精度を上げ、チームの成果にもつなげていく。人に「伝える」のは得意だと思っていたが実際はそうでもなかった。逆に苦手だと思っていた「教える」ことは周りが評価してくれた。・ 「正しく伝える」には、なるべくシンプルな表現を心がける。・ メンバーの個性に合わせ得意分野を伸ばすよう促す伝え方が大事。・ 「伝える」=説得、「教える」=説明、という側面で違いがあるが、 経験でカバーできる。・ 自分らしさは残しつつ言葉の選び方を身に付けることで、 マネジャーとして進化できる。メンバーの良い部分を認めてから課題を提示するように変え、思い切って任せてみたら、仕事がうまく進んだ。・ 指摘されるメンバー側としても、納得感が大事。・ 1on1では、必ず良い部分を認め、伝えること。・ 基本的なことだけ伝えて見守り、いざとなったらフォローが大事。・ トラブル対応は、事実関係の整理能力、自己判断力の向上に つながる。マネジャーとしての芯を意識するには社会課題の把握が必要だと考え、多くの社外の方と接点を持ったことで、自分のリアルな現状が見えた。・ 少し視点を変えるだけで、これまでとは別の価値観が見える。・ 社外での経験は、社内プロジェクトの運営や打合せ等にも役立つ。・ マネジャーとして社外での学びは、ますます大切になっていく。・ メンバーを導くにあたり、マネジャーとしての芯、という思考に共感。メンバーの悩みや困りごとに耳を傾け共に解決に向け考えることで、メンバー自らが課題解決できるよう導いた。・ 失敗して学ばないと身に付かないので、メンバーの自力交渉を促す。・ 対応として良かった点を、すぐに本人に伝えることが成長につながる。・ メンバーの力量を見ながら正しい方向に導けば、本人自ら課題解決できる。・ 本気でメンバーの話を聞くことで、メンタル的な支えになり 信頼されることが大前提。Idea4U vol.7311(株式会社フジプラス)提条件が揃うと、議論の中で相手にどう伝えるべきか、という表現の精度も高まっていくものです。では、実際に行った事例から、紹介しておきましょう。(※個人情報等に配慮し、一部エピソードについては、本質を変えない範囲で表現をアレンジしています) こうした前提条件で実施することで、参加者が安心して参加できる、というのも重要なポイントです。なお、人に何か伝える際には、言葉選びという課題もありますね。その言葉の本質的な意味を確かめないまま使って思わぬ勘違いが生じたり、時には相手に失礼だったり。例えば、「聞いたことがあるしカッコいい表現なので」と理解が曖昧なまま使うと、本当に伝えたいという姿勢には程遠く、グランドルール❷の本質に反することになります。ディスカッションも、対話スタイルのひとつ。対話の目的には、お互いを知ることも含まれています。実際のところ、社内の仲間でも、お客様でも、まず相手を理解することが必須でしょう。前
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