■ハンバーガーを注文できるマスク ベルギーのハンバーガーチェーンが新型コロナ対策としてオリジナルのマスクを作り、自社のFacebookやInstagramのアカウントから注文を受け付けた。このマスクを着用していると、外さずに無言で注文できる。 その仕組みは簡単。マスクに「チリソースをいただけますか?」「ハンバーガーまだありますよね?」「セットのLサイズ、フライドポテトとダイエットコーラでお願いします」と注文したいメニューが文字でプリントされているだけ。 これを着用すれば飛沫感染を防ぐことができて、楽しみながらコロナ対策ができる。■家電目線で日常を見守るドラマ 洗濯機や冷蔵庫の白物家電を製造する家電メーカーが2018年よりオリジナルのショートムービーをTwitterとInstagramの公式アカウント、特設サイトで公開して好評となっている。 内容は、家電の目線から登場人物の日常についてツッコミをナレーションで入れるというもの。声は人気声優が担当している。 2020年に公開された動画は、住人たちに不可解なことが起こるコメディサスペンス。若い男性の部屋に大男が侵入して来て、洗濯機や掃除機が「ヤベー奴、来た」と怖がったり、料理を作る女性の後ろに白い服の女が立っていると冷蔵庫や電子レンジが「後ろを見■ARフィルターでマスク着用促進 アメリカのシカゴ市は、公共の場での若い世代のマスク着用を促すために、スマートフォンで若者に人気の画像共有アプリSnapchatで使用できる新しいARフィルターをリリースした。 マスクを着用した顔をこのARフィルターで撮影すると画面上のマスクにいろいろな模様が合成される。デザインは、シカゴ市の旗を模した水色の四角と赤色の星、NBAシカゴ・ブルズのマスコット、 女子プロバスケットチーム・シカゴSKYのロゴ、サッカークラブのシカゴファイヤーFCのシンボルマークなど、シカゴと縁のあるものに切り替わる。 マスクとARフィルターの組み合わせは販促にも利用できそうだ。て」と注意を促す。5つのエピソード(全19回)で1回1分ほどだから気軽に見られる。週2回のペースで配信された。■家の思い出をドラマ風に再現 大手不動産会社が家と家族に関する思い出を募集し、優秀作のエピソードをショートムービーにしてYouTubeで公開している。 誕生日やクリスマス、何かあるたびに母親の手作りケーキを囲んでいた三人兄弟が成長して独立して行った話や、まだ幼いと思っていた我が子が両親を気遣うように成長していると知った時の話など、家庭の日常にあるささやかな感動するストーリーで、思わず感情移入して見入ってしまうものばかり。175万回以上再生された動画もある。楽しくコロナ対策 マスクを使ったサービスショートムービーを活用したプロモーションハンバーガー1つ下さい7Idea4U vol.552021 January
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