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1松本將(まつもと しょう) マツ六株式会社 代表取締役社長 CEO 2大阪を拠点とするクリエイティブユニット「graf」とのコラボから生まれた、新感覚の手すりLOHATES(ロハテス) 3正しい情報を世の中に広く発信していくためのプロモ―ションにも注力3転倒予防ナビ高齢者の転倒予防に関する、 あらゆる情報を発信。 https://tentouyobounavi.com/動画 鉄拳×マツ六 パラパラ漫画 「母の辛抱と、幸せと。」大切な人の転倒防止を目的とした、母と息子の物語。 楽曲タイアップ:大塚愛「日々、生きていれば」 2018年4月10日まで特設サイトで公開中! https://tentouyobounavi.com/movie1ラジオCM放送局:ニッポン放送(AM 1242kHz) 家庭内での転倒事故に関する事実をご紹介。 自由に曲げられて美しく仕上がる屋外用手すり「フリーRレール」の設置による転倒予防をお勧めする内容です。 マツ六のホームページ上でもCM音声をお聞きいただけます。21まずは「事実」の正確な発信から!住宅用手すりが意味するもの 住宅用手すりが、室内、屋外、浴室(水回り)と、ひと通りオリジナルで出揃ったことで、プロモーション強化を図ることに。まずは、高齢者を転倒から守り、健康寿命の延伸を目指すため、「転倒予防ナビ」サイトを立ち上げました。要介護になってからの介護保険頼みでなく、元気なうちに手すりを付けて転倒予防する大切さを啓蒙するものです。高齢者は、転倒による骨折が原因で、寝たきり、要介護になる可能性も大。高齢者が安心して自立した生活を送る住環境を整える大切さがわかります。このサイトのキャッチとして動画を活用するアイデアに至り、あの鉄拳さんのパラパラ漫画と大塚愛さんの楽曲で構成された「母の辛抱と、幸せと。」という動画が生まれました。「マツ六と言えば、住宅用手すり。親のために手すりを付けるなら早めに、と理解してもらうのが主な目的です」とのことですが、実際、動画公開後に手すり設置の引き合いも増えているそうです。2018年1月から、関東エリアでラジオCMもスタート。大切な人を守るのに必要なものは何か、を広く発信する目的で、高齢者の家庭内転倒事故の意外な事実紹介と、転倒予防の商品情報で構成されています。超高齢社会のあるべき姿その「正解」は自分たちが作る未来! 「人」を大切にする姿勢は、創業以来変わらない価値の1つだそうです。例えばファーストリフォームは、手段としてITを活用しつつも「人」との関わり方はいたってアナログ的。数字的な実績だけで判断せず、東京・大阪で 年1回開催される『BAUHAUS優良施工業者認定会』で、お客様から直接意見を聞く時間を大切にしています。また、新たな視点での商品開発にも注力し、大阪拠点のクリエイティブユニットgrafさんとのコラボから生まれたLOHATES(ロハテス)。手すりを家具として日常に溶け込む高いデザイン性と軽さが特長の、ポータブルタイプの手すりです。こうした挑戦は、実は伝統あってこそ可能。「専門分野を盤石にした上で領分をわきまえ、時代に合わせた工夫がキー」と笑顔で語る松本社長。「最初の扉を開くのは怖いが、開けないことには何も始まらない。ただ、一度扉を開くと、次の扉、さらに次と進んで、思いのほか遠くまで来ていると気付くのです」という言葉は真実味があります。チャレンジした結果、これまでとは違う景色を目にした感動は計り知れないでしょう。 「超高齢社会のあるべき姿としての正解はどこにもなく、未来は自分たちで作るべきもの」という視点で常に新たなアイデアを携え、住宅関連資材を扱う専門商社として、機能的で感性にすぐれた商品・サービスを追求する強固な社会的使命感が伝わってきます。高齢者やその家族が、より快適で豊かな住宅環境を求めるニーズが高まるこれからの社会の中で、マツ六ブランドの存在感はいっそう増していくでしょう。斬新な発想で業界をリードし続ける頼もしい姿が、そこにありました。(シルバーラボ/株式会社フジプラス)まとめ■ 「リフォーム」「高齢者」をキーワードに、新たなビジネスモデルで進化し続ける。■ 「協調互敬」の精神で、世の中が変わっても「人」を大切にする姿勢は変わらない。■ 住宅用手すりのエキスパートとして、転倒予防の視点で社会に発信。マツ六株式会社についての詳細は、 こちらでご覧いただけます。http://www.mazroc.co.jp/3Idea4U vol.382018 March

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