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7Idea4U vol.292016 Septemberプロモーション■​誰よりも遠くへ行って撮影 スウェーデンの自動車会社が新型4WDの発売し、4WDで大自然に繰り出す魅力を訴求するプレゼントキャンペーンを行った。 応募は、スマホで大自然の風景を撮影し、Instagramにキャンペーンのハッシュタグをつけて投稿するだけ。最も遠い場所で撮影した人が優勝となる。撮影場所はGPSで位置がわかる。 優勝者は、他の挑戦者から1万3,662 メートルも離れた場所で撮影した人で、新型4WDが1台プレゼントされた。 次々と投稿されるスウェーデンの雄大で美しい風景の写真を、50万人 のユーザーが見た。■​家にある製品ロゴを撮影するだけ キッチンや風呂、トイレの水回り製品、玄関や窓のサッシを製造する“住まいと暮らしの総合住生活企業”の製品は毎日使っているのに、気にしない人が多い。同社は認知度を高め るために、「わが家にある製品を探そう」 というプレゼント企画を行った。 応募方法は簡単だ。自宅のキッチン、 風呂、玄関、トイレ、サッシなどにある、 同社のロゴマークをスマホで撮影。その画像を特設サイトに送信し、認証されたら、抽選のルーレットスタート。液晶テレビ、サイクロン掃除機や、ソファなどの景品が178名にプレゼントされた。 応募者は自宅に同社の製品があることがわかり、会社の認知度を高めることになった。■ランチタイムにだけ出現 韓国のスーパーマーケットA社は正午から午後1時の売り上げが落ちる。主婦は昼食の時間で、会社員は昼休みに外出しても、買ったものを会社に持ち込むのは気がひけることが原因か。 そこで、同社はランチタイム限定のQRコード看板を作り、ソウル市内の屋外に設置した。それは、白い角材が何本も取り付けられた白い板で、正午から1時間だけ日差しでできた角材の影がQRコードの形になる。 これをスマホでスキャンすると、ネットショップのサイトでクーポンを入手して買い物ができる。自宅に配達されるから、会社員も気兼ねすることもない。 この看板をソウル市内36ヶ所に設置したところ、1万2,000クーポンが利用されて、ランチタイムの売上は前月比25%増加した。■黒ビールを飲むときだけ出現 アメリカの黒ビールの醸造会社が 特製グラスをバーに配った。表面に白く細い四角形が多数描かれ、黒ビールを注ぐと、QRコードが出来上 がる。スマートフォンで読み取ると 特設サイトに繋がり、SNSに投稿できる。バーで飲んでいることをTwitterに書いたり、Instagramでグラスの 写真を投稿したりすると、クーポンをダウンロードできる。 QRコードは白色と黒色の構成で、それ以外の色では読み取りにくいため、ピルスナービールや空のグラスでは利用できない。写真を撮ってSNSに投稿するプレゼント企画一定の条件下のみで利用できるQRコード

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