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10Idea4U vol.232015 September8Idea4U vol.232015 September10Idea4U vol.232015 September 印刷物をより魅力的に見せ、他と差をつける為に行う加工。その種類は多く、例えば冊子の表紙だけでも、ラメなどで光沢を与えたり、箔押しで凹凸をつけたりと様々です。 中でも、印刷物自体の形を従来の四角形から丸型やハート型などの形に切り抜く「型抜き加工(トムソン加工)」は、一目で他の印刷物と差がつき、印象に残りやすいとされます。 本誌では、従来の「型抜き加工(トムソン加工)」に比べ、表現力が高く、時間・コストのかからない「レーザーカッター」についてご紹介いたします。レーザーカッターとは… その名の通り、刃ではなくレーザーを用いて物を切ったり削ったり出来る機械です。レーザーの強さとレーザーを当てる時間によって、対象に穴を開けることも、少しだけ削ることも可能です。 また、従来のトムソン加工は、型抜き用の型を作ってから型抜きを行う必要がありますが、レーザーカッターはデジタル 処理で型を使わずに加工が出来るため、トムソン加工より短納期で加工を行うことが出来るのです。デジタル印刷と組み合わせることで… トムソンでは1つ1つ型を作ることになりますが、データが型となるレーザーカッターなら、宛名などの内容が異なるバリアブルのデザインにも対応します。期間限定のデザインなど、小ロットで型抜きをする際もレーザーカッターならコストを抑えることが可能です。型抜き加工(トムソン加工)と比べると…2.デザイン性アップ トムソンの型ではどうしても再現出来ないような細かい模様も、レーザーカッターならお手のもの。 刃の場合、圧力で紙が歪むこともありますが、レーザーは非接触なのでより細かな表現が可能です。1.短納期&コストダウン 型抜き加工(トムソン加工)に必須であった「型抜きの型」を作る工程が不要となり、ご注文から納品までの日数が短縮されます。また、小ロットでカットする柄の種類が複数ある場合は、柄の種類分必要だった「型」が不要となる為、コストダウンにもなります。(型作成イメージ)メリット1メリット2特別な印刷物を、従来よりもお手軽に、更に美しく。レーザーカッター加工活用事例

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