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8Idea4U vol.212015 May■自動でブラインドが閉まる バス停留所 カナダ・バンクーバーにあるバスの停留所。屋根とガラスの壁があり、壁にはブラインドが備え付けられている。 乗客がやって来ると、センサーで自動的にブラインドが閉まり、バスを待つ間、照りつける日差しを遮ってくれる。 ブラインドには大手ファーストフードのスムージーの写真がプリントされている。自動的に閉まるので、気になった乗客が見ると、写真を目にすることになる。夏季限定の商品で、涼しげで美味しそう。 この停留所は同社が設置したもので、日陰と見た目の涼しさを提供するPRであった。■夏の京都でひと時の涼しさを提供 小規模店舗でもクレジットカード決済ができるシステムを運営する新興の会社が、知名度向上とサービスのPRのために夏の京都で一風変わったキャンペーンを行った。 打ち水の発想から、同社のマークが刻まれた大きな氷を、社名入りの台に乗せて、街中の人が多く集まるところに置いた。猛暑の中でひと時の清涼を味わうことができるため、人が寄ってきた。そして、多くの人が見慣れないマークと社名に関心を持つようになった。 さらに、街行く人に社名入りの団扇を無料で配布。京都の町に似合うよう、プラスチック製ではなく竹で作ったものだ。配布したのは5000枚ほどだったが、暑さから団扇を欲しがる人も多く、すぐになくなった。また、受け取った人からは「かっこいい」という声も聞かれた。その結果、知名度も上がり、「小さな店でもクレジットがつかえるとわかってよかった」とサービスを歓迎する声も寄せられた。加盟店の来店客も30~40%増えて、同社にとって満足の結果だった。プロモーション■簡単なゲーム性を持たせて 参加者が増加 スウェーデンの老舗デパートが若者を呼び込むために、画像SNSのインスタグラムにアカウントを開設した。 そこに、商品の画像が目まぐるしく変わる動画をアップ。利用者が、スマホのスクリーンショット(ディスプレイの表示をそのまま画像として保存する機能)で撮影した商品の画像をインスタグラムに投稿すると、その商品を半額で購入できる。 簡単に思えるが、スクリーンショットはボタンを押してから撮影されるまでタイムラグがあり、なかなか思うように撮れない。難しいが、成功すれば50%OFFの大幅割引だ。多くの若者が挑戦し、何千件もの画像がインスタグラムに投稿された。クーポン券をつくらなくても、ゲームの要素があると客は集まり、広告にもなるのだ。■関心を呼ぶ“チラ見せ”動画 ドイツの自動車メーカーが、新しく発表したスポーツカーの姿を日本の銭湯の壁に描いた。銭湯壁画でお馴染みの富士山を背景にした車体の絵は、リアルすぎて写真を貼ったのではないかと間違えるほど。日本に三人しかいない現役銭湯絵師の一人の筆によるものだ。 同社は銭湯壁画のPR動画をYouTubeに掲載した。スポーツカーで銭湯にやって来た紳士が浴室に入ると、富士山壁画が迎える。日本的な光景とスポーツカーのミスマッチが人気となった。壁画の映像は“チラ見せ”程度で長い時間登場しない。見たい人は銭湯へと誘導している。 「秘すれば花」という言葉があるように、映像で全てを見せないことが集客に役立つ場合もある。集客・販促ヒント100選!!暑い夏の日に涼を提供して、喜ばれるプロモーションただ見るだけではない動画を使ったキャンペーン

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